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世界でいちばん美しい物語
著者:ユベール・リーヴス他
翻訳:木村恵一
ちくま文庫
解説:池内 了
定価:700円+税 
ISBN4-480-42176-9
 「世界でいちばん美しい物語」と名付けられたこの本は「世界でいちばんわかりやすい宇宙誕生から人類誕生」までの物語である。フランス現代の著名な科学者3人にジャーナリストが質問をしながらわかりやすく宇宙誕生から人類誕生までをひとつの物語として語る。そのすごさに脱帽。
 3人の科学者は次のとおり。
     ユベール・リーヴス   宇宙物理学者
     ジョエル・ド・ロネー   分子生物学者
     イヴ・コンパス      古生物学者
 そしてその3人をうまくリードをしてインタビューを続けるジャーナリストが
     ドミニク・シモネ    
 
 
 「ビッグ・バン」ご起こった150億年前から、地球の誕生、生命の誕生、そして人類の誕生。ここまで途絶えることなく脈々と続いた進化。これらは独立して起こった偶然のできごとではなくすべて必然の結果であっという新鮮な驚き。
ここまでわかりやすく解説された質の高い啓蒙書ははじめてである。どんなひとにもお勧めをしたい。

<目次>
  
第一幕 宇宙
         第一場 カオス
         第二場 宇宙の形成
         第三場 地球

第二幕 生命
         第一場 原始のスープ
         第二場 生命の形成
         第三場 種の爆発
第三幕 人類
         第一場 アフリカのゆりかご
         第二場 人類の形成
         第三場 征服の道

 

<冒頭>
 プロローグ

 私たちはいったい何者なのか。どこからやって来て、どこへ行こうとしているのか。
このような問いこそまさしく問うに値する問いである。夜空にまたたく星や寄せては
返す海の波を眺めながら、あるいは、一人の女のまなざしや生まれたばかりの子のほ
ほえみのなかに、私たちは誰しも自分なりにそうした問いに対する答えを探し求めて
きた。何のためにいきているのか。なぜ世界が存在するのか。なぜ私たちはここにい
るのか。

   
<出版社のコピー>
  なぜ私たちはここにいるのか。
 この世界はなぜ存在するのか。
 三人の科学者が語る<新・創世記>
<おすすめ度>
   ☆☆☆☆☆