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戦後短編小説再発見 11
講談社
講談社文芸文庫編
解説:
定価:950円+税 
ISBN4-06-198262-1
このシリーズは昭和20年の「戦後」より始まる作品群からよりすぐった作品をコンパクトに揃えてくれています。いつも身近なところにあると、ちょっとあいた時間にパラパラと気軽に読み始めることができます。
青春の光と影
   武田泰淳――「空間の犯罪」
松本清張――「火の記憶」
三島由紀夫――「復讐」
椎名麟三――「寒暖計」
倉橋由美子――「夏の終り」
大岡昇平――「焚火」
野坂昭如――「童女入水」
中上健次――「ふたかみ」
宮本輝――「紫頭巾」
藤沢周――「ナンブ式」
    
<出版社のコピー>
事件の底に澱む暗い情念―殺人、自殺、失踪、誘拐、虐待へと引き寄せられる人間心理の葛藤を凝視する十篇。