アンディ・ウィアー の長篇第三作"プロジェクト・ヘイル・メアリー "(原題 Project Hail Mary)。このエンタメとしての最高傑作についてあんなこと、こんなこと、とにかく感想を書いてみたい。その面白さを声を大にして伝えたい。しかし、何も書くことはできない。どう書いても、ささいな点に触れてもこの作品内容に一切触れずにということができないからだ。でも、しゃべりたい、あれもこれも。せめて主人公の名前ぐらいはと思ってしまうが、これもこれから読む人の楽しみを削ぐことになるので控えることにする。ということで何も書くことができない書籍紹介になってしまった。
21世紀になってからの20年間。間違いなく5本の指の中に入る傑作。SF作品として読むのは当然だが、SFファンのみならず気持ちのよい娯楽作品としてどなたにでも読んでもらいたい。このワクワク感を、ドキドキ感をみんなで味わっていたい。