いつまでも冬にならないと思っていたら、
突然冬になって寒い。
油断すると騙される。
騙されて楽しめるのは映画館だけ!
(今週は春が来そうですが)
1/26~2/25の冷たい風が吹いた31日間に出会った作品は42本、
邦/洋画は9/33と洋画が約79%を占め圧倒したが、大きな要因は旧作。
旧作の邦/洋画は0/13と外国映画だけとなった。
9本(新8本+旧1本)
【新作】
雪の花 ともに在りて
アンダーニンジャ
ショウタイムセブン
怪獣ヤロウ!
トリリオン・ゲーム
ファーストキス
誰よりも強く抱きしめて
かなさんどー
【旧作】
<市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき>
花の白虎隊
33本(新20本+旧13本)
【新作】
ゴールド・フィンガー 巨大金融詐欺事件
(金手指 / The Goldfinger)
TOUCH タッチ
(Touch)
リアル・ペイン 心の旅
(A Real Pain)
ドリーミング・ワイルド 名もなき家族のうた
(Dreaming Wild)
Brother ブラザー 富都(プドウ)のふたり
(富都青年 / Abang Adik)
おんどりの鳴く前に
(Oameni de Treaba / Men of Deeds)
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
(the Room Next Door)
ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女
(Stella Ein Luben / Stella A Life)
野生の島のロズ
(The Wild Robot)
ヒプノシス レコード・ジャケットの美学
(Squaring the Cercle: the Story of Hipynosis)
映画を愛する君へ
(Spectateurs! / Filmlovers!)
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
(Captain America: Brave New World)
聖なるイチジクの種
( The Seed of Sacred Fig)
ドライブ・イン・マンハッタン
(Daddio)
ハイパーボリア人
(Les Hiperborees / The Hyperborees)
セプテンバー5
(September 5)
蝶の渡り
( Forced Migration of Butterflies)
ノー・アザー・ランド故郷は他にない
(No Other Land)
ブルータリスト
(The Brutalist)
愛を耕すひと
(Bastarden / The Promised Land)
【旧作】
<デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ>
罠
(Pieges)
私を町まで連れてって
(Take Me to Town)
ヒトラーの狂人
(Hitler’s Madman)
ちょっとフランス風
(Slightly French)
<楽しくて怖い酒映画傑作選>
のんき大将
(El Gran Galavera)
周遊する蒸気船
(Steamboat Round The Band)
紐育の波止場
(The Docks of New York)
民衆の敵
(The Public Enemy)
夜霧の港
(Moontide)
WANDA ワンダ
(Wanda)
現金(げんなま)に手を出すな
(Touchez pas au Grisbi)
喝采
(The Country Girl)
フィメール
(Female)
(新作だけを対象にしています)
① ザ・ルーム・ネクスト・ドア
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの初めての英語での長編映画。ティルダ・スウィントンが死に向かう女性を演じて圧巻、それを受け止めるジュリアン・ムーアのふたりが力を発揮。印象に残る映画となった。
② 愛を耕すひと
18世紀のデンマーク、退役軍人の大尉が荒野の開拓に取り組む物語。彼の前に立ちはだかるのが、その地の有力者の息子で貴族ぶっているやわな男。厳しい自然と、この男に立ち向かい、王の所有となる荒野を開墾して貴族の称号を得ることはできるのか?大尉を演じるのはマッツ・ミケルセン、監督は以前彼と組んだことのあるニコライ・アーセル。
③ リアル・ペイン 心の旅
「ソーシャル・ネットワーク」でマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグが「ぼくらの世界が交わるまで」に続き、脚本・監督を務めた作品。今回はさらに、主演、製作(共同)と一人4役。ニューヨークに住むユダヤ人青年が、亡くなった祖母の故郷ポーランドを従兄弟と二人で訪ねる物語。従兄弟役はキーラン・カルキン、あの「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンの弟だ。今年のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。3月にはブロードウェーで「Glengarry Glen Ross」(映画化題名「摩天楼を夢見て」)に主演する。
他にも楽しめる映画が今月も沢山。(上映終了済作品もあります。)
◎ゴールド・フィンガー 巨大金融詐欺事件:先月号の「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」に引き続き、かつての香港映画がやってきた。今回はトニー・レオンとアンディ・ラウという2大スターが「インファナル・アフェア」シリーズ以来20年ぶりに共演している。いかにも香港映画らしい見せ場もたっぷり。
◎アンダーニンジャ:漫画と並んで外国人にも人気のある忍者。現在も20万人の忍者がいて…という花沢健吾の同名原作漫画から脚本・監督をしたのは福田雄一。この人、調べてみると外国製ミュ―ジカルを随分沢山、日本の舞台にあげて演出している。いつか映画でもミュージカル作品を見たいものだ。
◎Brother ブラザー 富都(プドウ)のふたり:クアラルンプールの富都地区にあるスラム街に住む兄アバンと弟のアディを描くマレーシア映画。身分証明書を持っていず、不安定な状況で暮らす二人。アバンは聾唖でありながら、堅実に働いていたが、アディは…。アバンを演じたのは台湾の俳優ウー・カンレンで評価が高い。監督はマレーシアのジン・オング。
◎おんどりの鳴く前に:ルーマニア・モルドヴァ地方のある村で起きた殺人事件。殺人事件など起こりそうもないところで起きたこの事件を巡り、村の闇が暴かれていく。
◎ショウタイムセブン:2014年に日本で公開された韓国映画「テロ・ライブ」の日本でのリメイク作品。脚本・監督をした渡辺一貴監督は、小学生のころ見たテレビ「ムー一族」の生放送の緊張感を表現できればと思ったという。落ちぶれて今はラジオ番組のDJをしている主人公が、かつて活躍したワイドショーに緊急復帰して犯人と繰り広げる活劇は面白い。阿部寛が主演。
◎野生の島のロズ:原題はThe Wild Robot。人間のために尽くすとして作られたロボットのロズがたどり着いた島は、人間のいない野生の島。何か国語かをトライしても成功しなかったロズは、それでも動物たちの言語を学び、卵から孵化したカナダガンのひな鳥キラリの親代わりになり…。原作の児童文学「野生のロボット」をアニメにしたのはクリス・サンダースで脚本・監督をしている。
◎キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド:久しぶりのアメコミ映画。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の34作目の作品。アメリカの大統領(ハリソン・フォード)がレッドハルクとなって、キャプテン・アメリカ(アンソニー・マッキー)と対峙する。日本の尾崎総理大臣(平岳大)も登場。
◎聖なるイチジクの種:イランの映画監督モハマド・ラスロフの新作。ラスロフ監督は2017年の「ぶれない男」がイラン政府から問題視されパスポートを取り上げられ、2020年の「悪は存在せず」を作った時、それまでの3本の映画が体制に対するプロパガンダとみなされ懲役1年とされた。2024年の「聖なるイチジクの種」は撮影終了後、政府を批判したとして国家安全保障に反する罪により懲役8年、むち打ち、財産没収の実刑判決を受けた。弁護士から判決内容を聞き、徒歩にて国外に脱出、ドイツに亡命したという。映画は予審判事となった男性が、護身用に支給された拳銃も見つけられず探すうちに家族に対する疑心が…というミステリー。
◎ドライブ・イン・マンハッタン:ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港からタクシーでマンハッタンに向かう女性とタクシー運転手の会話劇。ほぼ二人の会話だけで成立している映画を作ったのはクリスティ・ホール。彼女自身が脚本を書き、長編映画の監督デビューも果たした。この作品の後には、「ふたりで終わらせる」の脚本も書いている。
◎セプテンバー5:1972年のミュンヘンオリンピック開催中に発生したパレスチナ武装組織「黒い9月」によるイスラエル選手団襲撃事件を描く。しかし事件そのものを描くというより、その事件を中継していたアメリカのABCテレビのスタッフたちをドキュメンタリー風に描いている。事件に直面した時のスタッフたちの動きが細かく描かれ、臨場感たっぷり。この描き方には従来のハリウッドに無いものが感じられる。
◎蝶の渡り:1948年生まれのジョージアの女性監督ナナ・ジョルジャーゼの新作。さすがにベテラン監督、艶のある画像で、ソ連からの独立から30年が経ったジョージアの複雑な状況を嬉しさ6、悲しみ4くらいで描いている。
◎ノー・アザー・ランド 故郷は他にない:パレスチナのガザ地区ではないヨルダン川西岸のパレスチナ人居住区マサーフェル・ヤッタでは、イスラエルによって建物(個人宅から公共の建物まで)が徐々に壊されている。人のいない地にしようとするのに抵抗し、パレスチナ人たちは速攻にて家を建てていく。その状況をカメラに収めるパレスチナの青年と、それに協力するためにやってきたイスラエルの青年の4年に渡る行動からなるドキュメンタリー。
◎ブルータリスト:ブルータリズムは1950年代に流行った建築スタイル、無骨さや生な素材感が特徴らしい。ブルータリズムの建築家がブルータリスト。映画はホロコーストを生き延びアメリカに渡ったユダヤ人建築家を1947~60年と、20年後の1980年を描くフィクション。215分という長尺作品(途中休憩あり)です。ブラディ・コーベット監督はじっくり主人公の人生を描き、エイドリアン・ブロディの演技も力がある。しかし、今一つ何を描きたいのかはっきりしないところがありました。
◎かなさんどー:沖縄方言で愛おしいを表すという“かなさんどー”。母が亡くなった後、年を取るとともに認知症ともなった父、そんな父の命が危ないとの連絡を受け沖縄に帰ってきた娘と家族・周りの人々の物語。脚本・監督は照屋年之(ゴリ/ガレッジセール)で、以前も「洗骨」という良作を監督している。
<外国映画>
渋谷シネマヴェーラでの映画監督ダグラス・サークの特集<デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ>へ先月に引き続き通い、4作品を見た。先月の8本と合わせ12作品を見たことになる。
今月見た4本の中ではハリウッドでの最初の作品「ヒトラーの狂人」が印象深い。彼の妻がユダヤ人であったためにドイツからアメリカに亡命したと先月号に書いた。名前もダグラス・サークになって初めての作品が「ヒトラーの狂人」で、1943年に作られている。
ヒトラーの狂人とは、ナチス親衛隊の実力者で、ユダヤ人問題の最終的解決計画の実質的推進者だったラインハルト・ハイドリッヒのこと。彼はヒトラーによりチェコの統治を命ぜられ、その統治に反抗する人たちを次々に逮捕、処刑した。そしてプラハの虐殺者と呼ばれるようになった。これに対し英国にあったチェコスロバキア駐英亡命政府は、英国の諜報員教育により育てられた特殊工作要員をチェコに送りハインドリッヒの暗殺を試みる。襲撃を受けたハインドリッヒは負傷し手術を受けるが、病院で死亡した。ナチスはその報復にチェコの村リディツの村民全員を殺害し村自体を消滅させたのだ。
サークはこの事件を直ちに映画化している。そこにはナチスに対する憎しみが強く描かれている。
同じくシネマヴェーラでの<楽しくて怖い酒映画傑作選>の特集は、月永理絵著「酔わせる映画」刊行記念となっている。まあ、お酒を飲むシーンのある映画は多いから、ちょっとおおげさに言えばどんな映画でもあてはまるとも言えそうだ。だからか、選ばれた映画は様々なジャンルの作品に拡がっている。
今回9作品を見たが、印象に残ったのは次の4作品。
紐育の波止場:1928年のサイレント作品。新鮮な画像で描く純情恋愛劇。「嘆きの天使」「モロッコ」でディートリッヒと組み有名なジョセフ・フォン・スタンバーグの監督作品。
民衆の敵:1931年の作品。ジェームズ・キャグニーを一躍スターにしたギャング映画。まるでドキュメンタリーのように描いたのはウィリアム・A・ウェルマン監督。
現金(げんなま)に手を出すな:1954年のフランス映画。ジャン・ギャバン主演のフレンチノワール。こんなに静かな映画だとは思わなかった。名匠ジャック・ベッケル監督作品。
喝采:1954年のジョージ・シートン監督作。アル中のビング・クロスビー、妻のグレース・ケリー(アカデミー主演女優賞)、演出家のウィリアム・ホールデンのステージもの。
ショーン・ペン
1960年生まれの64歳で今も幅広く活躍するショーン・ペンをここで取り上げたら怒られる気もするが、映画全編に渡って出演する彼をゆっくり眺めたのは久しぶりなので、「ドライブ・イン・マンハッタン」でタクシー運転手を演じた彼に登場してもらった。この作品を見た翌日「セプテンバー5」を見たら、またもやSean Pennの名前をエンドロールで見かけたので驚いた。彼はこの映画のプロデューサー陣(12名の名前がある)の一人でもあったのだ。
アカデミー賞主演男優賞を「ミスティック・リバー」「ミルク」と2度受賞、他にも「ギター弾きの恋」「アイ・アム・サム」「21グラム」などの演技が記憶に残る。監督作品も1991年の「インディアン・ランナー」から2021年の「フラッグ・デイ 父を想う日」まで7本になる。
彼はロバート・デ・ニーロ(「俺たちは天使じゃない」で共演)とも仲が良く、誕生日が同じ8月17日ということで、時に一緒に誕生パーティをするらしい。
●ポーランドを少人数のグループ旅行で巡る「リアル・ペイン 心の旅」は興味深いものだった。主人公デヴィッドとベンジーの従兄弟同士の2人と、女性の一人参加、アフリカからの男性一人、中年の夫婦一組の6名のメンバーに、イギリス人のガイド男性が1名で、小型バスで巡っていく。ポーランドに住んでいるイギリス人ガイドにちょっとびっくり。まあ、英語ガイドだからあり得ることだけど。この少ない人数の中で、参加者同士のふれあいなど興味深かった。
●レコードからCDになって残念だったのはそのジャケットだと再認識した「ヒプノシス レコード・ジャケットの美学」。かつてレコード店で、レコードを探す時レコード・ジャケットを早くめくりながらも、時に印象に残るジャケットデザインにぶち当たる。それだけで印象に残る。CDではそうはいかない。ヒプノシスというデザイン集団も知らなかったが、彼らのデザインしたジャケットは強烈に覚えていた。
●最近、時々、この映画は何?と感じる映画にぶち当たる。感性の衰えかもと思うが、今回は「ハイパーボリア人」だ。チリの二人組アーティスト、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャはいぜんも「オオカミの家」というちょっと変わった作品があったがまだ理解はできた。今回は飛び過ぎでは?面白くもなく、楽しめなかった。
先月号の見せよう会通信を発信した翌日の1月26(日)に出かけた映画館で満席のため入れないことがあった。
渋谷シネマヴェーラでの特集<デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ>の中の1本、「いつも明日はある」14:40~の回に、1時間ほど前に出かけたら満席で入れなかった。これにはちょっと驚いた。12/28~1/31(1/は休館)の34日間に3回上映された作品。最初の上映1/3に行こうと予定していたが、用事ができ行かれず。2回目の1/11は蓮實重彦さんのトークショー付きで料金が2500円均一(通常は一般1300円、シニア1100円)であきらめというか、確か満席だったはずで、最後の1/26に出かけたのである。
久しぶりの満席で見られない状況に、悲しいやら、嬉しいやら。また、どこかで出会えるかもしれないという希望と共に映画館を後にした。
渋谷シネマヴェーラは2006年に開館、今年20年目になる名画座だ。その間幾度となく通ったが、満席にて入れなかったのは初めて。どんな時も油断は禁物と言い聞かせた。
2月11日(水)に「現金に手を出すな」に出かけたら、満席寸前になりちょっとびっくり。平日昼間13:00~からのフレンチノワールの傑作にやっと巡り会えるとシエマヴェーラに出かけた。11:00からの前の作品を見るために10:30の開館5分くらい前に出かけたのでチケットは手に入っていた。開映時間近くになるとロビーはかなりの混雑、開映時にはほぼ満席、空いていても1~2席といった感じになった。
どんな場合でも、思いもよらないことが起こる可能性があるんですね。
1月23日に発表されたアカデミー賞ノミネーションから約1か月、その間新たに日本で公開された作品は「リアル・ペイン 心の旅」「ブルータリスト」の2本のみ。ここで予想しようとしている6部門にあげられた全13作品の内、2/25日現在で日本公開済みは4本のみという状況。ということで、予想は殆ど占いという感じ、当たるも八卦当たらぬも八卦ということで宜しく。
アカデミー賞の授賞式は現地時間3月2日に行われる。
作品賞 予想作品:ブルータリスト(公開中)
他のノミネーション作品:
アノーラ(2/28公開)、名もなき者(2/28公開)、
教皇選挙(3/20公開)、ウィキッド ふたりの魔女(3/7公開)、
デューン 砂の惑星 2(公開済)、エミリア・ぺレス(3/28公開)、
サブスタンス(5/16公開)、
ニッケルボーイズ(公開未定)、アイム・スティル・ヒア(公開未定)
監督賞 予想作品:ショーン・ベイカー(アノーラ)
他のノミネーション:ブラディ・コーベット(ブルータリスト)、
ジャック・オーディアール(エミリア・ぺレス)、コラリー・ファルジャ(サブスタンス)、
ジェームズ・マンゴールド(名もなき者)
主演男優賞 予想作品:ティモシー・シャラメ(名もなき者)
他のノミネーション:エイドリアン・ブロディ(ブルータリスト)、
コールマン・ドミンゴ(シンシン)、レイフ・ファインズ(教皇選挙)、
セバスチャン・スタン(アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方)
主演女優賞 予想作品:カルラ・ソフィア・ガスコン(エミリア・ペレス)
他のノミネーション:マイキー・マディソン(アノーラ)、
デミ・ムーア(サブスタンス)、シンシア・エリーボ(ウィキッド)、
フェルナンダ・トーレス(アイム・スティル・ヒア)
助演男優賞 予想作品:キーラン・カルキン(リアル・ペイン 心の旅)
他のノミネーション:ユーラ・ポリソフ(アノーラ)
ジェレミー・ストロング(アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方)、
ガイ・ピアース(ブルータリスト)、エドワード・ノートン(名もなき者)、
助演女優賞 予想作品:イザベラ・ロッセリーニ(教皇選挙)
他のノミネーション:ゾーイ・サルダーニャ(リアル・ペイン 心の旅)、
アリアナ・グランデ(ウィキッド)、フェリシティ・ジョーンズ(ブルータリスト)、
モニカ・バルバロ(名もなき者)
「リアル・ペイン 心の旅」のキーラン・カルキンがブロードウェーで「Glengarry Glen Ross」に出演するとは上に書いたが、他にもこの2~3月から映画スターが出演する作品がオープンする。
2/24~ 「オセロ」 デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホール
3/10~ 「Glengarry Glen Ross」 キーラン・カルキン
3/12~ 「グッドナイト、グッドラック」 ジョージ・クルーニー
ニューヨークに出かけられる方、お楽しみください。
今月はここまで。
次号は、完全に春が来ているだろう3月25日にお送りします。