3月号の最後、締めの挨拶もなしにお送りしてしまいました。心からお詫びいたします。
これは、途中で送られたのでは?との問い合わせまでいただきました。本当に最後まで読んでいただきありがとうございます。最後の挨拶だけが抜けてしまいました。次の言い訳も、とりあえずお送りします。
2/25は渋谷で新作2本を見た後いったん家に帰りました。15:00頃帰着、見せよう会通信の原稿をほぼ仕上げました。その後、その日は18:10から始まる「若手映画作家育成プロジェクト」を見に行くことにしていました。
このプロジェクトについては、+1として後で説明します。これについて、見せよう会に追加しようかどうか迷ったまま出かけました。面白く見て、帰ったのが22:00頃、追加しないことに決めそのまま発信してしまいました。迷っていたため、最後の挨拶が書いてなかったことをコロッと忘れていました。
予想が当たったのは、作品賞、助演男優賞、助演女優賞の3部門、
的中率は50%でした。
ちなみに6部門の受賞作は次の通りです。
作品賞: アーティスト
監督賞: ミシェル・アザナヴィシウス(アーティスト)
主演男優賞: ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
主演女優賞: メリル・ストリープ
(マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)
助演男優賞: クリストファー・プラマー(人生はビギナーズ)
助演女優賞: オクタヴィア・スペンサー
(ヘルプ~心をつなぐストーリー~)
この番組を知ったのは2/25(当日)朝日新聞の朝刊の記事ででした。
豊洲のユナイテッドシネマで上映されますとの記事、興味を持ち見に出かけました。文化庁からの委託を受け、VIPO(映像産業振興機構)というNPO法人が、2006年から行っているプロジェクトだという。知りませんでした。
その目的は、名称通り若手映像作家を育成することですが、このプロジェクトの独自性は、映像関係で既にある程度活躍している人に、35mmフィルムによる映画作りを経験してもらうこと、実技指導するのがその道(脚本家、カメラマン…)のベテランという点です。職人の技継承みたいなものですね。
今や、デジタル使用で手軽に映像作品が作られる時代、フィルム使用での映画作りはその機会が減りつつあります。2006年は8作品、2007~2011年は各年5作品が作られました。作品は30分前後の短編です。
実は、今回のような上映会が有料にて公開されたのは初めてだそうです。
ちなみに今回の上映会は、1日1回ですが1週間続けられます。 作品を見て驚くのは完成度の高さです。作っている人たちがTVディレクター、映画会社の助監督、CMディレクターなど、映像のプロですから当然です。若手とか、新人とかという言葉から連想される、頭でっかちの作品はありませんでした。終映後のトークショーでは、脚本などかなり大幅に指導・変更されたらしいのですが。
その点で、普通の作品としてみても遜色ないものばかりでした。
短編というのが一般にはなじまないとはいえ、なぜ今まで公開されてこなかったのかと思いました。今回公開された作品は次の通りです。
UTAGE:やましたつぼみ監督(TVディレクター) つみきみほ主演
ここにいる・・・:七宇幸久(フリー助監督・監督) 蒼れいな、あんな主演
パーマネントランド:中江和仁(CMディレクター) 佐藤貢三主演
嘘々実実:藤澤浩和(助監督) 尾上寛之主演
あかり:谷本佳織(東映助監督) 七海薫子主演
ということで、緊急追加号をお送りしました。
3月号は本号・追加号合わせてここまでです。
次号、4月号はミスなくお送りしたいと思っておりますが、ミスを発見された方から連絡をいただくのも嬉しかったりして・・・。