台風がたくさんやってきたら、
なんだか急に気温が下がり秋になりました。
快適な季節になるのはうれしいもの。
しかも秋は芸術の季節、
楽しみながら芸術にも触れられるのは、そう、映画館!
8/26~9/25防災の日・中秋の名月を挟んだ31日間に出会った作品は34本、流石に秋、芸術性の高い作品も含まれ充実した作品群となりました。スター2人、ビートルズについての作品を始めドキュメンタリー作品が8本もありました。9月5日は原節子の1周忌でしたので特集上映もありました。
健さん
クワイ河に虹をかけた男
君の名は。
後妻業の女
怒り
超高速!参勤交代 リターンズ
オーバー・フェンス
Start Lineスタート・ライン
(古)河内山宗俊、
安城家の舞踏会
愛情の決算
続青い山脈
女であること
イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~
(Ingrid Bergman inHer Own Words)
ティエリー・トグルドーの憂鬱
(La Loi du Marche / The Measure of A Man)
ハートビート
(High Strung)
リトルボーイ 小さなボクと戦争
(Little Boy)
アスファルト
(Asphalte / Macadam Stories)
セルフレス/覚醒した記憶
(Self/Less)
グランド・イリュージョン 見破られたトリック
(Now You See Me 2)
神様の思し召し
(Se Dio Vuole / God Willing)
グッバイ,サマー
(Microbe etGasoil/Microbe & Gasoline)
チリの闘い 第一部 ブルジョワジーの叛乱
チリの闘い 第二部 クーデター
チリの闘い 第三部 民衆の力
(3作同じLa Batalla de Chile-La Lucha de Un Pueblosin Arma 1-3 /
The Battle of Chile-The Struggle of An Unarmed People Part1-3)
キング・オブ・エジプト
(Gods of Egypt)
アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲
(Un+Une)
スーサイド・スクワッド
(Suicide Squad)
エル・クラン
(El Clan / The Clan)
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
(The BFG)
歌声にのった少年
(Ya TayrEl Tayer / The Idol)
ザ・ビートルズ~Eight Days a Week-The Touring Years
(The Beatles:Eight Days aWeek)
ある天文学者の恋文
(La Corrispondenza / Correspondence)
(古)タンゴレッスン デジタルリマスター版
(The Tango Lesson)
①-1 怒り
6年前にもなる「悪人」のチーム(原作:吉田修一、監督:李相日、製作:川村元気、主演:妻夫木聡)が送り出した新作は、東京近郊で起こった殺人事件を中心に3つのエピソードが語られる。途中から犯人かもしれないと思われ始める3人の男と周りの人たちの関係が繊細に描かれる。ひとつの行動、一つの表情に意味があり、物語が進んでいくのがスリルでもある。渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ、綾野剛、森山未來、広瀬すずなど出演者皆が繊細な演技。
①-2 クワイ河に虹をかけた男
泰緬鉄道建設の際、陸軍の通訳をしていた永瀬隆さんは、2年前の「レイルウェイ 運命の旅路」で真田広之が演じていた人物。彼の晩年20年を追ったKBS瀬戸内海放送製作のドキュメンタリー。海外旅行が自由化された1964年以来2009年までに135回もタイを訪れ、“たった一人の戦後処理”として様々なことをされてきたことを教えてくれる。真田が演じた人物とは全く違う明るい永田さん、ありがとうございました。必見です。
②-1 Start Lineスタート・ライン
名古屋出身の今村彩子監督は耳が聞こえない。ドキュメンタリーをすでに何本か作られているが見たことはない。聾唖のことを扱った作品が多いようだ。今回は自身の健常人とのコミュニケーション問題を解決しようと、沖縄から北海道まで自転車横断する様子を描いている。自分のだめさ加減と伴走者“哲さん”の厳しさを真っ正直に描いていて共感。
②-2 歌声にのった少年
パレチチナ・ガザ地区生まれの少年が、歌うことで成功した実話にともづく物語。お転婆な姉と他の友達と一緒にバンドを組むムハンマド少年の描写にも手抜きなく、その後、青年になってからもそう簡単に成功物語にはならない話もきっちり、小さなエピソードがその後必ず取り上げられる巧さも気に入った。みんなで喜べる。今年6月号で1位にした「オマールの壁」のハ二・アブ・アサド監督の傑作がもう1本です。
③-1 君の名は。
新海誠は繊細なアニメ描写で見せるところが多い。テンポも良く見やすい。今回は女の子と男の子の心の入れ替わりかと、よくある題材だよねと見ていると、後半は時間の乖離を描いていて大きく物語が膨らむ。何を描いても新しさと懐かしさを感じさせる画風が好かれて、興収がゴジラを抜いて100億円突破。
③-2 グッバイ、サマー
ミッシェル・ゴンドリー監督は今までの作品も自分の経験を描いてきたのだろうが、今回は14歳の時の自分、その時の友人との二人旅を実にリアルに描いている。この年齢の持つ弱さと無邪気さが発揮されてうれしい作品になっている。主人公ダニエルの母親を「アメリ」のオドレイ・トトゥが演じている。
面白い作品は他にも、ご覧ください。
●イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~:スウェーデンからやってきたバーグマンはやはり稀有な大スターですね。美しさはゆるぎない。
●ティエリー・トグルドーの憂鬱:こうした映画が作られるのはフランスらしいという気もするが、はっきり言って暗すぎるかも。
●健さん:高倉健の素晴らしさ、凄さを多くの人の話から浮かび上がらせるドキュメンタリー。監督は名古屋出身、ニューヨーク在住の日比遊一、語った人はマイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ、ポール・シュレイダー、降旗康男、梅宮辰夫、西村泰治など多数。
●ハートビート:クラシックバレエからモダンバレエ、ストリートダンスまでの踊りと、バイオリンの共演。ダンサーたちの鍛えられた体の動きが素晴らしい。
●アスファルト:サミュエル・ベンシェトリ監督は俳優・作家でもあるらしい。自身の原作を映画化、3つのエピソードからなる奇妙な味の作品になった。
●神様の思し召し:自信満々の外科医師と犯罪者あがりの神父との関係を描くイタリア映画らしい喜劇。面白かったです。
●チリの闘い 第一部、第二部、第三部:1970~3年のチリアジェンデ政権(選挙で選ばれた世界初のマルクス主義政権)時代の反政府軍との戦いを中心に描いた約4時間半の3部作。言葉があふれる印象の1、2部、政府に頼らず動く民衆の力強さが印象に残る3部。
●超高速!参勤交代 リターンズ:参勤交代シリーズの第2弾は良く練られたお話で、面白く飽きさせない。
●スーサイド・スクワット:アメコミの2巨頭マーベルとDCの戦いは激しくなってきた。これはDC、バットマンの裏番組ワルのり版みたいなものだったんですね。
●ザ・ビートルズ~Eight Days a Week-The Touring Years:ビートルズのデビューから解散までの7年半のライブ部分を中心に追ったドキュメンタリー。60年代前半の凄い騒ぎようを改めて認識。
●ある天文学者の恋文:ジョゼッぺ・トルナトーレ監督(ニュー・シネマ・パラダイス)の新作は、練りすぎかの物語とファビオ・ザマリオンの美しい撮影、E・モリコーネの繊細な音楽が楽しめる。
①イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~
バーグマンは大女優で華があるのは当たり前だがトークショーはできない。初日の1回目に行ったら、トークショーがあるという。誰が出てくるのだろうかと考えてしまったが、映画の監督スティーグ・ビョークマンが出てきた。北欧の人にしては小柄、印象も静かな紳士といった風情。通訳を介してスウェーデン語で話していたが、何故か一度だけ英語で流暢に話していた。バーグマンの娘イザベラ・ロッセリーニに監督を頼まれたこと、10歳から日記をつけていたバーグマンは日記以外にも、ホームムービーや写真など家族を含め多くの資料が残されていたこと等を話してくれた。演技をすることに、映画でも舞台でも真剣であったバーグマンの姿勢を伝えてくれた。
②クワイ河に虹をかけた男
封切りから1週間くらい経っていた9/03の1回目を見に行ったら、トークショーがあるという。終映後舞台に上がってきたのは、監督の満田康弘と評論家の中川洋吉のふたり。KSB瀬戸内海放送の社員でもある監督は実直そうな55才。彼が20年に渡って永瀬隆さんを追って番組を作り、今回映画として公開したのだ。当然彼の話を期待したのだが、何故か中川氏の方がかなり多く話したのである。自分でも話し過ぎと言っていたが、話し方も上手くないのだ。最後には監督が長く密着してきた永瀬さんについて話してくれたので良かった。
●突然シガニー・ウィ-バーが出てきて、バーグマンの舞台にかける真剣さについて語ったのが「イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~」だった。
“この世界で時に変わった方もいるのに、彼女は至極真っ当で演劇に対する真剣さは本物だった。細かいことににこだわることもなかった。”
二人とも知性的な女優です。
バーグマンは幼少時に母を、16歳で父を失くし天涯孤独になった故か、家族を大事にし、写真・ホームムービーなどもアメリカ、イタリア、フランス、イギリスと住居が変わる都度に必ずすべて持って行ったという。
●やくざ映画が流行ったころ大学生だった私は、そのころ日本映画はほとんど見ていなかったことや、大学紛争当事者たちがやくざ映画にその心情を託したりしていたのが、ちょっと付いていけなくて、殆どの作品を見ていない。そのため高倉健のやくざ映画は見ていない。「健さん」は高倉を絶賛の映画で、見ている分には気分がいいが、メインのジャンルを見ていなかったのが残念。
●アイディアが良く、話の内容も良いのに、語り口のあまりのぎこちなさに、いま一つ乗れなかった「リトルボーイ 小さなボクと戦争」。ちょっと残念。
●サリー・ポッターはいつも特異な映画を見せてくれるが、1997年に公開された「タンゴ・レッスン」のデジタルリマスター版を見て、自身で主演、脚本、監督でタンゴまで踊る、しかしセンスの良い映画で彼女の良さを再認識。
●本当は怖いのが後半に必然的に出てきてちょっと引いてしまったのが「後妻業の女」、コメディなんですけどね。
●清純、貞淑だけではない原節子を見せてくれる「愛情の決算」は、主演もしている佐分利信が監督をしている。彼らしい知的な作品。日本映画(古)は全て神保町シアターで見た特集「伝説の女優 原節子」の作品だ。川島雄三監督による「女であること」も面白い作品だ。この作品以外でも時に感じることがあるが、原節子は自分が美人と見えなくても気にしていなかったのではないかと思う。そういう場面だから仕方ないと思っていただろう。この映画では久我美子とのキスシーンまであり、驚いた。
●ドキュメンタリーは色々なことを教えてくれるが、作品によっては知識がなければ意味がないと認識させてくれたのが「チリの闘い 三部作」だ。アジェンデ政権のことを知らなければこの作品は理解しにくい。ストをするのは左翼などと単純に思っていると、理解は混乱する。
●今月はコメンテーターとしてシガニー・ウィーバーが大活躍。上の「バーグマン」に続いて「ビートルズ」にも出てきたのである。発言が的確、信頼できる。
●今年の米アカデミー賞助演男優賞のマーク・ライランスのスピルバーグ監督次回作は「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」だったんですね。悪くはない作品ですが、役がそのBFGだとは思っていなかった。よく見れば確かに。
●監督がロン・ハワードだったので驚いたのが「ザ・ビートルズ~Eight Days a Week-The Touring Years」だった。好きだったんだろうか?1954年生まれの62才だからファンだったとしても不思議はないが。
●舞台観劇中に主人公のスマホに電話がかかってくるシーンがある「ある天文学者の恋文」はちょっと許せない。しかも2度もそうした場面があるのだ。これには映画の評価を離れて、トルナトーレ監督に文句を言いたい。あるいはこれがイタリアの常識?物語の舞台はロンドンなのでイギリスのというべきか?
①Nさんからの間違い指摘
「今月のつぶやき」の最初のコラムの中で、“何よりもエディス・ホッパーの右翼ぶり”としてしまいました。正確には エディス・ホッパー → ヘッダ・ホッパー です。デザイナーのエディス・ヘッドと混同して、存在しない名前にしてしまいました。真に申し訳ありません。
Nさん、ご指摘ありがとうございました。
多分今までにも間違いがあったのではと想像しますが、これからもなるべく間違いをしないように気を付けたいと思います。間違いがありましたら皆様も遠慮なくお知らせください。
②Sさんからのモト冬樹写真
「今月のトークショー」②ダーティ・コップ で、“私を含めてニコラス・ケイジの顔のコピーを顔面に掲げ、真ん中にモト冬樹が一人実の顔での写真を撮った。もしこの写真を見たことがある人は彼の一つ後、すぐ右側にいるのが私です。自分は見たことがないんですよね。”その写真が載ったURLを送ってくださった。そこから秘密裏(よろしく)にちょっと写真を拝借、添付してしまいました。見たい方はご覧ください。Sさん、ありがとうございました。
これは印象を基にしているので違っているのかもしれないが、シネコン以外の映画館で以前にもましてレイトショー、モーニングショーによる封切りが増えているように思える。よく利用する映画館では次のところでのモーニング、レイトが目立つ。
ユーロスペース、イメージフォーラム、ヒューマントラスト渋谷、新宿カリテ、新宿K’sシネマ、東中野ポレポレ封切り時から毎日1回の興業ということである。先日もユーロスペースでチラシをピックアップしてきたら、
10/29 うつろいのレイトショー:「うつろいの標本箱」
11/12 レイトロードショー:「レミニセンティア」
11月下旬 レイトロードショー:「ひかりをあててしぼる」
と3本の作品がレイトロードショーで公開されるようだ。
いずれも日本映画だ。
昨年2015年に公開された新作日本映画は581本、2012年に500本を超えてからここ4年はずっとそれをキープしている。毎日1.5本以上が公開される訳で、すごい数である。昔に比べれば簡単に映画ができるようになった状況があり、反対にそうした映画を公開する映画館の軒数が減ってきている。作った後いつ公開できるのか分からない作品が増えているのではないだろうか。
多くの作品が公開されるのはうれしいが、情報も少なく重要作品を見逃しはしないかという気にもなる。サイトで今週から公開される作品をチェックする都度多くの知らない作品に出会う。
こうしたもの以外にいろいろな映画館でその映画館の特集上映(カリコレなど)も日本における封切りになるものが多いが、上映される日数は極端に少ない。こちらはほとんど外国作品だが、これもこの3年間は500本以上をキープしている。新作に限れば、昨年私が見ることができたのは全作品の1/4にも満たない。日本は大変な映画天国には違いない。
09:00始まりと思い劇場についたのが08:45頃だったが、既に上映開始されていてその日は見ることができなかったのが「Start Lineスタートライン」だ。
この日上映時間を早めて08:30から上映、その後にトークショーが予定されていたのだ。チェックをきちんとしなかった自分が悪いのは明白だ。映画自体は10日くらい後に見て感心したのだが、内容だけにトークショーも聞きたかった。
監督で主人公の今村監督が耳が聞こえない(話はほぼ普通にできる)というためか、映画館には聾唖の方も多く来られていたようだ。映画館では上映前係りの方が“携帯電話は電源をお切りください”とか“上映開始です”とかを話すと同時に紙に書いて掲示していた。勿論本編の方も全字幕付きである。
この映画、自転車での横断ということで、自転車好きの方も来ていたような感じがある。いずれにしてもいつもの客層と微妙に違うようだった。
それにしても、この作品での伴走者“哲さん”は妙に凄い人ですね。感心しますよ。
「海難1890」の時エルドアン大統領が本編前にトルコの宣伝をしたのを思い出したのは、「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」を見た時である。好々爺然とした老人が上目遣いでフランス語で話し始めた。誰だろうと思ったが、勿論この映画の監督クロード・ルルーシュ以外ではありえない。
「男と女」はある時期私のベスト1だった。これ程流麗に作られた作品を知らなかった、カッコよかったのである。
一般的にも大成功しダバダバダの主題歌(フランシス・レイですね)とともに、世界的にも評判になったのだ。グルノーブルの冬季オリンピック記録「白い恋人たち」も好きだった。
いつかその甘さが鼻についてきてそれほどの人ではなくなってしまった。表面的、深みがないなどの感想が多くなったのである。
「アンナと…」の原題は「Un+Une」で「男と女」は「Un Homme et Une Femme」と、同じ意味である。それだけ今作への思いは強いのだろう。
う~む、やはり甘い。まあ、変わるわけないか。
よくよく聞いていれば“今回は日本に行けませんが、次は必ず行きます。”と、多分日本の配給会社に頼まれたのだろうようなメッセージだと分かった。
いかにもルルーシュらしいというか。
①「字幕屋の気になる日本語」太田直子著
太田さんは1959年広島生まれ。字幕屋としてはベテランの部類に入る人だ。字幕屋といえば、超昔は清水俊二さんが、しばらく前から今までは戸田奈津子さんが有名だ。この二人も本を書いているが、最近は太田直子さんが何冊も本を出していて、結構読んでいたが、今回の本が遺作になってしまった。
今年の1月に亡くなってしまったのだ。56才だ、若すぎる。
7月5日付で出版された最新作を読んで、本当に惜しい人を失くしたんだと認識を新たにした。
字幕のこと、日本語のこと以外に社会に対する目が鋭い。その反面茶目っ気のある人だということも分かる。何冊も出した本を“字幕屋”シリーズにしたあたりにもそれが表れているが、彼女の弟子として4年間師事していた作家星野智幸の“少し遅れた手紙”というあとがきを読んでもよく分かる。
少し遅くなってしまいましたがご冥福をお祈りします。
②「相倉久人に聞く昭和歌謡史」相倉久人著、松村洋編著
題名の通り、相倉久人さんに松村洋さんが聞く形になっている。相倉さんをご存知の方は何故歌謡曲?と思われたことだろう。ジャズ評論家ですよねと私も思ったのである。ジャズはほとんど聞いていないので彼の本を読んでいなくても不思議はないが、ロックの雑誌か何かで文章を読んだことはあった。冷静で理知的な文章の印象があった。
彼が歌謡曲について語っていることに興味がわいた。ものすごく面白かった。エノケンこと榎本健一に始まり美空ひばり、山口百恵など☆についての話も興味深いが、西洋音楽が日本人の音感を崩せないとか、今の平板になりつつある日本語の発音とか、今まで疑問に思っていたことの回答があるような気もしました。
あくまで本業はライブの時の司会という朝倉さん、一度そういうライブに行きたかった。2012年3月から2014年6月にかけて渋谷のバーで行われた連続対談を書籍化したもの。相倉さんは2015年7月に亡くなってしまった。享年83歳。
9/24に封切られた「白い帽子の女」ではアンジェリーナ・ジョリー・ピットになっていたとは先月号でお伝えしていたが、2人がブラッド・ピットの子供虐待疑惑で離婚するらしいとの報道が。
再びピットなしに戻るんでしょうね。これで「白い帽子の女」の価値が出る、アンジェリーナ・ジョリー・ピット唯一の出演作として!
今月はここまで。
次号は秋真っ最中の10/25にお送りします。