2024年 2月号 香港映画back

 

基本的には暖かい日が続く今年の冬、
寒い日も時にあり服装に悩む。
どっちにしよか、あれかこれか?
そんな時は心を落ち着けて、
まず、映画館!

 

 

 

 

 

今月の映画

 

12/26~1/25の紅白歌合戦を最後までは見なかった31日間に出会った作品は42本、邦/洋画は8/34となり、外国映画が圧倒的に多くなった。
その要因の大きなものは外国映画の旧作が15本となったことだ。
新作だけでは8/19とほぼいつも通り。

 

 



<日本映画>

   8本(新8本+旧0本)

【新作】

劇場版SPY×FAMILY CODE: White 
映画 窓ぎわのトットちゃん 
笑いのカイブツ 
カラオケ行こ! 
ゴールデンカムイ
巡る,カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~ 
僕が宇宙に行った理由 
僕たちの世界が交わるまで

 

<外国映画>

   30本(新16本+旧14本)

【新作】
ファースト・カウ
  (First Cow) 
宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました
  (6/45)
ブルーバック あの海を見ていた
  (Blueback) 
エクスペンダブルズ ニューブラッド
  (Expend4bles) 
コンクリート・ユートピア
  (Concrete Utopia) 
ミツバチと私
  (20,000 especies de abejas
  / 20,000 Species of Bees) 
ただ空高く舞え
  (Soorarai Pottru) 
香港の流れ者たち
  (濁流漂流 / Drifting) 
燈火(ネオン)は消えず
  (燈火闌珊 / A Light Never Goes Out) 
アクアマン 失われた王国
  (Aquaman and The Lost Kingdom)  
葬送のカーネーション
  (Bir Tutam Karanfil / Cloves & Carnations)、 
シャクラ
  (天龍八部之喬峰傳 / Sakra)
ガザ・サーフクラブ
  (Gaza Surf Club) 
弟は僕のヒーロー
  (Mio fratello rincorre i dinosauri
  / My Brother Chases Dinosaurs) 、 
ビヨンド・ユートピア 脱北
  (Beyond Utopia) 
ニューヨーク・オールド・アパートメント
  (The Saint of The Impossible) 
緑の夜
  (Green Night) 
ラ・メゾン 小説家と娼婦
  (La Maison) 
サン・セバスチャンへ,ようこそ
  (Rifkin's Festival)

 

【旧作】
レザボアドッグス
  (Reservoir Dogs)

<FILM GRIS 赤狩り時代のフィルム・ノワール>
大いなる夜
  (The Big Night) 
オール・ザ・キングスメン
  (All The King’s Men) 
テンション
  (Tension) 
流砂
  (Quicksand) 
深夜復讐便
  (Thieves’ Highway) 
群狼の街
  (Try and Get Me!) 
恐喝の報酬
  (Shakedown) 
街の野獣
  (Night and the City) 
深夜の歌声
  (Road House) 
アンダーワールド・ストーリー
  (The Underworld Story) 
ストレンジャーズ6
  (We Were Strangers) 
暴力の街
  (The Lawless) 
キーラーゴ
  (Key Largo) 
ボディ・アンド・ソウル
  (Body and Soul)

 

 

 

 

Ⅰ 今月のベストスリー

  (新作だけを対象にしています)


① コンクリート・ユートピア
イ・ビョンホンは現在53歳、「JSA」でトップスターになったのは2000年、ハリウッドにも進出し、今やアジアのトップスターと言えるだろう。その彼が目だたない男を演じて始まるのがこの新作。しかし、一旦住民の代表に選ばれ、色々な場面で前面に立つようになると、がぜん目立つ男になっていく。その怖さ、要注意。

 

② 葬送のカーネーション
トルコの南東部、老人と孫娘が老人の妻が亡くなり、その遺体をお棺に入れて運びながら歩いている。故郷の地に埋葬するという妻との約束を守るため、時に車に乗せてもらえるものの、多くは歩いて故郷に向かう。その厳しい道中を描くだけのドラマだが、荒涼とした風景の中で死体を運びながら一歩一歩進む二人の姿には引き付けられる。目を離すことができない。監督のベキル・ビュルビュルは、昨年の東京国際映画祭でこの作品が上映されるとき日本を訪れ、敬愛する小津安二郎監督のお墓参りをしたという。

 

③ カラオケ行こ!
原作は和山やまによる漫画、2019年に同人誌即売会(COMITIA129)にて即完売、話題となり2020年に加筆修正や書下ろし新話を加えてKADOKAWAより単行本化されたという。この漫画から映画用の脚本を書いたのは野木亜紀子、山下敦弘が監督している。面白く楽しめる作品になった。主演はやくざに綾野剛、中学3年の合唱部部長役に齋藤潤で、他の出演者も作品を盛り上げ好演。特に綾野は面白い。やくざと合唱部という異色の組み合わせが最高に面白い。

 


 

楽しめる映画は他にも沢山、映画館でお楽しみください。
(上映終了済作品もあります。)

 

◎ファースト・カウ:

1820年、西部開拓時代のオレゴンを舞台に、料理人と中国移民が出会い、ふたりでドーナツを作り売り出して評判に。そのために、その地の金持ちのところにやってきたその地でたった1頭の牛から夜こっそりとミルクを絞り、盗んでいたというお話。何ともとぼけた感じのお話しで、世界の映画ファンで人気というケリー・ライカート監督の日本初登場作品。

 

◎宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました:

これまたなんともとぼけたお話は、韓国からやってきた。韓国で1等当選した当たりくじが風に乗って北朝鮮にというてんやわんや。韓国映画ここまで(北朝鮮に対して)やるかと感心した。

 

◎笑いのカイブツ:

ツチヤタカユキ氏による自伝的小説の映画化。高校生の頃から笑いに憑りつかれ、毎日笑いのネタを書き続けて来た男を描く。人間関係で上手く動くことができず、笑い以外の部分で苦労する。滝本憲吾監督のデビュー作、理解されない主人公の叫びが痛い。

 

◎ミツバチと私:

主人公は8歳の男の子だが、自分は女の子だと思っている。幼いからこそ自分の感覚に忠実に生きようとする。その葛藤を描くスペイン映画。

 

◎香港の流れ者たち:

香港のホームレスが強制退去させられ、持ち物も失くしたという実際の事件にヒントを得て映画は作られた。社会の片隅に追いやられる人たちに光を当て、香港アカデミー賞11部門で受賞したという。ジュン・リー監督の長編2作目。

 

◎燈火(ネオン)は消えず:

かつて香港は華やかなネオンが街の風景として有名だった。ネオン職人だった夫を亡くした女性が、自らネオンを製作しようとする物語。映画の公式サイトによれば、2010年の建築法等改正により2020までに9割が姿を消したという。以前の華やかな街が現在の街の風景と対比されて画面に現れる。今でもネオン職人はいて、かれらの協力も得てこの映画は作られた。監督は女性のアナスタシア・ツァン。

 

◎シャクラ:

香港映画界のカンフー俳優としては今やトップの地位にあるドニー・イェンが総監督、主演、プロデューサーとして送り出してきた超大作。中華圏で人気の高い金庸の長編武侠小説「天龍八部」の映画化。金庸のファンだというイェンは、壮大な物語を丁寧に映画化、宋の時代に多くの人物を動かしている。久しぶりに雄大な歴史物語を見た。

 

◎ガザ・サーフクラブ:

イスラエルのガザ攻撃が報道される今の時代だからこそ、この映画が公開されることになったのだろう。製作は2016年である。サーフィンがメインとはいえ、ガザの街並みも映される。それまでのイスラエルからの攻撃のためと思われる破壊された街並みもあり、現在の戦争状態に続く戦いがあったことが思われる。そんな状態の中でもサーフィンをする人たちがいて、好きなことはやめられないという日常生活が描かれるドキュメンタリー。

 

◎ビヨンド・ユートピア 脱北:

珍しくもアメリカ製作のドキュメンタリー。

監督はアメリカ人女性のマドレーヌ・ギャヴィン。2つの脱北関連が描かれる。一つは北朝鮮から中国に脱出した家族の、中国—ベトナム—ラオス—タイという脱北ルートに密着、もう一つは既に脱北し韓国にいる母親を追って、息子と祖母が試みるが失敗して収監されたと電話で知らされる母親のエピソードだ。

 

◎ゴールデンカムイ:

「キングダム」シリーズや「沈黙の艦隊」を製作したプロダクションCREDEUS(クレデウス)の新作は、野田サトルの漫画を原作とした「ゴールデンカムイ」。やはりヒット漫画の映画化だ。後半は少し良くなったとはいえ、前半はかなりだれる。物語的には完結していないので続編があるはずだが、発表はされていない。

 

◎巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~:

チョコレートの元となるカカオに関わる二人の日本人女性を中止に描くドキュメンタリー。監督は和田萌。カカオについては知らないことばかりで面白かった。

 

◎サン・セバスチャンへ、ようこそ:

サン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、俳優の広報を担当する妻に同行して出かけたモート・リフキン(原題はRifkin’s Festival)は妻の浮気を疑って…。彼が見る8つの夢はいずれも名作映画のパロディのよう。ウディ・アレン監督のヨーロッパ映画好きを反映してか、「8 1/2」とか、「男と女」とか「勝手にしやがれ」とかが、夢に現れる。あまりにアレン過ぎてちょっと引くかも。

 

 

 

 

 


Ⅱ 今月の旧作

 

<外国映画>

渋谷シネマヴェーラでの「FILM GRIS 赤狩り時代のフィルム・ノワール」で、14本の作品を見た。1947~1951年の間に作られた作品群。この時代とテーマ作品を反映してか、強弱のはっきりした人物が描かれることが多い。人々の欲望が強い。魅力的な人、避けたい人がきっちり描かれているので、ボケーとして生きている私にはきつい映画が多く、集中して見ると疲れる場合もあった。
特に目立つ俳優には、ジョン・ガーフィールド(ボディ・アンド・ソウル、ストレンジャース6)、リチャード・ウィドマーク(深夜の歌声、街の野獣)、ハンフリー・ボガート(キーラーゴ)がいた。監督ではロバート・ロッセン(キーラーゴ、オール・ザ・キングスメン)、サイ・エンドフィールド(群狼の街、アンダーワールド・ストーリー)はほとんど知らない監督ながら、力があるなあと感心。他にもジョン・ヒューストン、ジュールス・ダッシン、ジョセフ・ロージーなどの巨匠が手掛けていた。
印象に残った作品にちょっと一言。


オール・ザ・キングスメン:社会をよくしようとした男が権力者になり変化する怖さ。


流砂:彼女に良いところを見せようとしてはまった借金地獄、追い込まれる怖さ。


深夜復讐便:青果市場での個人運送者と悪徳青果業者との闘い。リンゴ廃棄画面が凄い。


深夜の歌声:アイダ・ルピノはこんなに歌えるんだと感心、才女!ウィドマークも適役。


キーラーゴ:フロリダのキーラーゴで、ハンフリー・ボガートが格好良く戦う。渋い。


ボディ・アンド・ソウル:ボクサーとして駆け上がる主人公は富と名声を得るが…。

 

 

 

 

Ⅲ 今月のつぶやき

(悪いことも、良いことも)

 

●いかにもきつい題名が並んだ旧作の「FILM GRIS 赤狩り時代のフィルム・ノワール」特集上映。「流砂」「深夜復讐便」「群狼の街」「恐喝の報酬」「街の野獣」「深夜の歌声」「暴力の街」と漢字が目立って、そのために硬い印象になる。最近のカタカナや、ローマ字が目立つ題名とは大きく違っている。

 

●100万ドルの夜景として有名だった香港のネオンの風景が何度も現れる「燈火(ネオン)は消えず」。9割ものネオンが姿を消したとは驚きだ。

 

●今月一番笑えたのが「カラオケ行こ!」だが、その監督山下敦弘は愛知県半田市の出身と知った。半田市と言えばわが故郷、高浜市と衣浦大橋で結ばれている隣町。なんだか嬉しくなってしまった。超ローカルの話でした。

 

 

 

 

 



今月のトピックス:香港映画

 

Ⅰ 香港映画 

 

1997年の香港の中国への返還以来、四半世紀が経ち香港の中国化は進んできている。返還直後は一国二制度を守るとしていた中国政府は徐々にそれを撤廃し、政治、生活、文化、言語などすべての場面で中国化を進めているように見える。
映画界における香港は独自の地位を築いていた。特に70年以降のカンフー映画は世界的に人気となり、香港映画の地位を確立した。
返還後は中国との合作が増え、活動拠点を中国に移した映画人もいる。香港映画にとっても中国の巨大市場は無視できないものだから、仕方がない事でもあった。


そんな状況の香港から今月は珍しくも4本の映画がやってきた。
「香港の流れ者たち」「燈火(ネオン)は消えず」「シャクラ」「緑の夜」の4本だ。この内「シャクラ」だけは中国との合作だが、他の3本は香港のみの製作となっている。2021~3の間に作られた作品で、最新の香港映画と言っていいだろう。


「シャクラ」を総監督・主演したドニー・イェンは60歳になってしまったが、他の3作は30~40歳台(2人は女性で年齢不詳だが多分)の人たちによって監督されている。香港の映画界でも若い人たちを援助したいと、製作資金を援助する動きがあり、「香港の流れ者たち」はそうして作られた2番目の作品らしい。(ちなみに1番目の作品は昨年9月号で紹介した「星くずの片隅で」)
4作品の内2作品が女性監督によって作られたことも新しい香港を感じさせる。
「シャクラ」はいかにもお金がかかりそうな大きな作品だ。人気俳優主演・監督、中国の広い大地でのアクション、原作者金庸の人気など、以前であれば日本でも大きく宣伝されても不思議はない作品だ。しかし今回はほとんど宣伝もされず、私も何の予備知識もなく(不勉強でいつもの事ではあるが)見てしまい、驚いた。
中国には自国の大きな市場があり、映画も自国内だけのマーケットを狙ってもある程度の成績を挙げられる。反対に香港は自国のマーケットだけでは苦しいため、海外、そして中華系の人たちを狙って作られていた。広がりがある香港映画はカンフーで世界を虜にした。カンフーブームは終了してしまったが、香港映画は今後新しい方向を見出せるだろうか?今回4本の新作を見て少しホッとはしたが、香港映画の中国化が進む中、その未来が心配だ。

 

 

 

 

Ⅱ アレンとイーストウッド

 

ウディ・アレンの新作「サン・セバスチャンに、ようこそ」を見た。新作とはしたが、この作品は2020年にできていたらしい。いずれにしても、現在88歳のアレンは今も活躍を続ける高齢監督の一人だ。
2000年以降も毎年1作をずっとキープしてきた。いや、2000年以前も1969年の「泥棒野郎」で初監督以来ほぼ年1本を続けてきたのである。まるで機械のように。


このアレンほどではないが、クリント・イーストウッドもほぼ毎年に近く映画を監督してきた。イーストウッドは現在93歳で5歳年上だ。
この二人の高齢監督はまるで競争のように毎年作品を発表してきた。だから、なんだか二人がコンビのように見えてしまうのだが、ふたりの間には何の関係もない。共演もしていないし、多分友人でもないだろう、よくは知らないが。
調べると、アレンはこの作品のあと昨年「Coup de Chance」という作品を監督しているのだが、日本に来るかどうかは確かではない。「サン・セバスチャン」は平日に見に行ったからか、かなりガラガラだった。
2021年の「クライ・マッチョ」以来作品が来ていないイーストウッドは、調べると「Juror#2」という作品を監督中らしい。
イーストウッドと同じ年生まれだったフランスのジャン=リュック・ゴダール監督も最後まで映画を作り続けていたが、2022年自らスイスの安楽死を選んで亡くなっている。
こうなれば、アメリカのふたりの監督には許す限り長く監督を続けてほしい。

 

 

 

Ⅲ アカデミー賞 ノミネート作品

 

今年のアカデミー賞は現地時間3月10日にハリウッドのドルビーシアターで授賞式が行われる。
そこに向けて一昨日ノミネート作品が発表された。例によって主要6部門のみをお知らせする。私の予想作品には◎を付けています。

 

◇作品賞
American Fiction(原題): 日本公開は未定
落下の解剖学: 2/23公開予定
バービー: 公開済
The Holdovers(原題): 日本公開は未定
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン: 公開済
マエストロ その音楽と愛と: 公開済
◎オッペンハイマー: アメリカ公開から約半年、日本では3/29公開予定
パストライブス/再会: 4/5公開予定 米・韓国合作
哀れなるものたち: 現在公開中
関心領域: 5/24公開予定

 

◇監督賞
ジュスティーヌ・トリエ「落下の解剖学」
マーティン・スコセッシ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
◎クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」
ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー「関心領域」

 

◇主演男優賞
ブラッドリー・クーパー「マエストロ その音楽と愛と」
コールマン・ドミンゴ「ラスティン:ワシントンのあの日を作った男」Netflix配信のみ
ポール・ジアマッティ「The Holdovers(原題)」
◎キリアン・マーフィー「オッペンハイマー」
ジェフリー・ライト「American Fiction(原題)」

 

◇主演女優賞
アネット・ベニング「ナイアド~その決意は海を越える~」Netflix配信のみ
リリー・グラッドストーン「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
◎ザンドラ・ヒュラー「落下の解剖学」
キャリー・マリガン「マエストロ その音楽と愛と」
エマ・ストーン「哀れなるものたち」

 

◇助演男優賞
スターリング・K・ブラウン「American Fiction(原題)」
◎ロバート・デ・ニーロ「キラーズ・オブ・ザ。フラワームーン」
ロバート・ダウニー・Jr「オッペンハイマー」
ライアン・ゴズリング「バービー」
マーク・ラファロ「哀れなるものたち」

 

◇助演女優賞
◎エミリー・ブラント「オッペンハイマー」
ダニエル・ブルックス「カラーパープル」
アメリカ・フェレーラ「バービー」
ジョディ・フォスター「ナイアド~その決意は海を越える~」
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ「The Holdovers(原題)」

 

最多ノミネートは「オッペンハイマー」の13、次いで「哀れなるものたち」の11、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の10となっている。


日本関係では、「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞に、「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞にノミネートされている。さらに、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」が国際長編映画に日本映画としてノミネートされている。

 

 

 

 

今月はここまで。
次号は、月末まであと3日しかない2月25日にお送りします。


                         - 神谷二三夫 -


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