昔から三寒四温とは言うけれど、
今年は時期的には少し早く、
寒温の差が激しいというところ。
ここまで差が激しいと、
思い出すのはいつも快適な、
そう、映画館!
1/26~2/25のウクライナ戦争が3年目に入った31日間に出会った作品は45本、邦/洋画は21/24とほぼ半々になり、
新作だけでは14/21で洋画が邦画の1.5倍となった。
旧作では日本映画が総て名画座で見たものだが、外国映画は総てリバイバルロードショーのため封切館で見ている。
21本(新14本+旧7本)
【新作】
カムイのうた
すべて,至るところにある
劇場版 君と世界が終わる日に FINAL
サイレントラブ
ある閉ざされた雪の山荘で
沖縄狂想曲
熱のあとに
罪と悪
違う惑星の変な恋人
身代わり忠臣蔵
夜明けのすべて
1月の声に歓びを刻め
アリランラプソディ~海を超えたハルモニたち~
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
【旧作】
<日本の映画音楽家Ⅱ 伊福部昭・木下忠司>
アナタハン
殺されたスチュワーデス 白か黒か
背くらべ
子供の眼
永遠の人
村八分
女の園
24本(新21本+旧3本)
【新作】
VESPER/ヴェスパー
(Vesper)
コット,はじまりの夏
(An Cailin Ciuin / The Quiet Girl)
ジャンプ,ダーリン
(Jump, Darling)、
白日青春,生きてこそ
(白日青春 / The Sunny Side of The Street)
メンゲレと私
(A Boy’s Life)
ダム・マネー ウォール街を狙え!
(Dume Money)
ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人
(Jeanne du Barry)
ゴースト・トロピック
(Ghost Tropic)
ザ・ガーディアン 守護者
( A Man of Reason)
海街奇談
(海洋動物 / In Search of Echo)
フェルメール The Greatest Exhibition アート・オン・スクリーン特別編
(Vermeer The Greatest Exhibition)
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
(Five Nights at Freddy’s)
カラーパープル
(Color Purple)
梟 フクロウ
( The Night Owl)
Here
(Here)
Firebirdファイヤーバード
(Firebird)、
瞳をとじ
(Cerrar Los Ojos)
ボーはおそれている
(Beau is Afraid)
The Wild 修羅の拳
(The Wild)
マダム・ウェブ
(Madame Web)
【試写】
ARGYLLE/アーガイル
(Argylle)
【旧作】
ノスタルジア
(Nostalgia)
ストップ・メイキング・センス
(Stop Making Sense)
ミレニアム・マンボ
(千禧曼波 / Millennium Mambo)
(新作だけを対象にしています)
① 瞳をとじて
「ミツバチのささやき」(1973年)の監督ビクトル・エリセの、「マルメロの陽光」(1992年)以来31年ぶりの4作目の作品(2作目は1982年の「エル・スール」)。物語は、テレビの失踪者捜索番組で、22年前に映画製作中に失踪した主演男優を探す映画監督の話。男優とは親友でもあった監督はそれ以来映画を作れていない。失踪の原因と、男優自身を探す旅。男優の娘役で「ミツバチ」の子役アナ・トレントも出演し、様々な意味で人生を感じさせ、考えさせる映画。
② 沖縄狂騒曲
多くの問題を抱える沖縄、沖縄だけの問題ではないものも多く、全日本人必見のドキュメンタリー。多くの人にインタビューして、問題の本質をあぶりだしている。驚いたのは、沖縄県知事だった太田昌秀の実績と理想を教えてもらったこと。2期で終わってしまったのは残念なことでした。
③ コット、はじまりの夏
9歳の少女コットは、母の出産のため、夏休みは親戚の家に預けられる。ちょっと人見知りで、家族の中でさえ時になじめない時がある彼女が、田舎の農家で周りの人たちの中に入っていく姿をみずみずしく描くアイルランド映画。当然とはいえ、アイルランド語での会話が何ともいい味を出している。1981年生まれのコルム・バレードの長編監督デビュー作。コットを演じるキャサリン・クリンチも特筆もの。
他映画館で楽しめる映画は他にも。(上映終了済作品もあります。)
◎VESPER/ヴェスパー:SFらしい描写が記憶に残る。映像的なものの印象は強いが、物語的には今一つ。それでも久しぶりのSF映画を楽しめた。
◎白日青春、生きてこそ:香港を舞台に、タクシー運転手とパキスタンからの難民が織りなすドラマ。警察官となった息子とうまくいかないタクシー運転手と、父親が交通事故で亡くなってしまい、難民としてカナダに行く夢が難しくなってしまった難民の少年。いずれにしても、香港の中国化が進んだ場合、こうした難民の中継基地みたいなことは可能なのだろうか?
◎メンゲレと私:ホロコースト証言シリーズ3部作(今までに「ゲッペルスと私」「ユダヤ人の私」)の最終作。9歳でユダヤ人が集められたゲットーに、12歳でアウシュビッツの強制収容所に連行され、ヨーゼフ・メンゲレの寵愛を受け生き延びたダニエル・ハノッホの証言。収容所も厳しかったが、終戦間際に連合軍の攻撃から逃れるため、強制的に移動させられた“死の行進”は正に地獄だったと。
◎アーガイル:スパイ小説を書く女性作家の現実世界と、小説のスパイ、アーガイルが活躍するお話の世界が交錯するスパイ映画。監督はイギリスのマシュー・ヴォーンで、テキパキと、リズミカルに楽しい映画に仕上げた。UK Walkerには明日以降掲載予定。
◎ダム・マネー ウォール街を狙え!:2021年初頭、アメリカの金融マーケットで起きた大事件を描く喜劇。倒産間近と思われていたゲームストック社の株が過小評価されていると自分が購入する様子を動画配信で訴え、小口の個人投資家に購入を促した人物が主人公。それに応えた個人投資家の動きによって、株価は急上昇し、同社の株を空売りしていたヘッジファンドに大損害を与えたのだ。アメリカは本当に面白い国です。
◎ある閉ざされた雪の山荘で:東野圭吾の原作小説の映画化。新作舞台のためのオーディションが、4日間の合宿で「雪に閉ざされた山荘」という架空設定の下で行われる。集められた8人の元に届く指示に従っていくうち、一人また一人と消えていく。東野原作と知らずに見て、また舞台人の誰かが考えた物語かと勘違いしていた。
◎ゴースト・トロピック、Here:この2作品はベルギーのバス・ドゥヴォスが監督した3、4作目だが、監督作として初めて日本で 公開された。日常生活で起こる小さな出来事を取り上げ静かに描いている。「ゴースト・・・」は清掃作業員の女性が最終電車で帰宅中、疲れから寝過ごしてしまい終点へ。仕方なく歩いて帰る道中を描く。「Here」はルーマニアからベルギーに働きに来ていた男性が帰国しようかと考え、冷蔵庫に残った野菜等でスープを作り知り合いに配り歩く。彼は中国系のベルギー女性と出会い、コケ類研究者の彼女と親しくなる。どちらの作品も声高に描くことはなく、日常の断片が見る者の心に沁みる。
◎罪と悪:中学生だった4人の少年、その一人が殺されたところから始まる映画は、20年近くの時が過ぎ3人が再会することに。人生で一番多感な頃を飛び越して出会った3人達の大人となった現在は?1983年生まれ福井県出身の監督齊藤勇起はこの作品で脚本を書きながら監督デビュー(多分)を果たし、ドラマにおける黄金組み立てのパターンの上に佳作を作り上げた
◎海街奇談:1987年中国生まれのチャン・チー監督の長編デビュー作で2019年に製作された。主人公の映画俳優が不明の妻を探すためにやってきた島で出会う人々と、喪失の物語。過去と現在、夢と現実の迷宮に迷う主人公を描く。
◎身代わり忠臣蔵:18世紀初頭(江戸時代元禄期)にあった赤穂事件が、人形浄瑠璃や歌舞伎に取り上げられ、「仮名手本忠臣蔵」が誕生したのが18世紀中ごろ、それ以来忠臣蔵は日本におけるドラマの一つの基本形となり、幾多の作品が作られた。この映画も新種の一つ。吉良上野介の身代わりが主人公、従来の忠臣蔵に新たな一人を投入している。
◎フェルメール:日本だけではなく世界的に人気のオランダの画家フェルメール。アムステルダム国立美術館で昨年行われた史上最大のフェルメール展に集められた28点の作品を解説付きで見ることができる。均一料金2500円が高いか否かは、各自の価値による。
◎カラーパープル:スピルバーグ監督の「カラーパープル」が作られたのは1985年、40年近く前だ。アリス・ウォーカーの原作による黒人姉妹の物語が語られた。これが舞台ミュージカルになったのは2005年だった。この舞台ミュージカルを基に作られたミュージカル映画の「カラーパープル」が公開された。黒人音楽を歌い上げるミュージカルは、久しぶりにミュージカルの良さを教えてくれる。
◎梟 フクロウ:2022年に製作された韓国映画。17世紀朝鮮王朝時代の記録に残された怪死の謎を題材に、盲目の鍼師がある状況で目撃してしまう王の子の死をめぐって展開されるミステリー・サスペンス。モノクロ画面で緊迫感にあふれた作品は新人監督アン・テジンによって作られた。
◎ファイヤーバード:珍しくもエストニアの映画がやってきた。1970年代後半、ソ連占領下のエストニアの軍隊での男性同士の愛を描く。当時ソ連では同性愛は禁止され見つかれば処刑と言う条件下で愛を描く。当事者の一人で後に俳優となったセルゲイ・フェティソフが書いた回想録に基づいて作られた実話の映画化。監督もエストニア人のペーテル・レバネ。
◎ボーはおそれている:1986年ニューヨーク生まれのアリ・アスター監督の3作目。突然の母の死を知ったボーが母のところへ出かけるのだが。様々な困難が降りかかる。まあ、大変だねと他人行儀に見ている内に、どんどん疲れてくる映画。見たい方には充分それをおそれて、対処方法を考えてから見ることをお勧めします。
◎アリランラプソディ~海を超えたハルモニたち~:川崎に住む在日1世のハルモニたちを追ったドキュメンタリー。自身在日2世である金聖雄監督が作っている。様々な困難を乗り越えてきたハルモニたち、ヘイトスピーチ団が来てもへこたれることはない。今月のトークショー参照。
◎鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:ゲゲゲの鬼太郎のアニメかと思うのが普通で、見ないでおこうかなと思ったあなた、それは違います。私もそう思って、結構長くロードショーをしているなと思いつつも放っていたのですが、2/21の朝日新聞文化欄に“大人に照準「鬼太郎誕生」ヒット”の記事を読んで、あわてて見に行きました。平日の昼間にしては入っていました。しかも、新聞記事の通り、女性が大半です。今回はグループで来ている人も多く、終映後には歓声がおきました。
<日本映画>
渋谷のシネマヴェーラの特集<日本の映画音楽家Ⅱ 伊福部昭・木下忠司>で7本を見た。作曲家ごとに並べてみた。
伊福部昭:アナタハン、殺されたスチュワーデス 白か黒か、村八分
木下忠司:背くらべ、子供の眼、永遠の人、女の園
伊福部昭はゴジラの主題歌で有名で、結構力強い目立つ曲想が多い。
木下忠司は木下恵介監督の弟、兄の紹介で松竹の音楽部員となった。60年以降は東映等も。
映画作品はいずれも面白く見ることができた。中でも「アナタハン」「白か黒か」は事件性が、「永遠の人」「女の園」の木下恵介2作品は、特に女性の人間関係が強烈だった。
<外国映画>
いずれも名作のリバイバル上映。アンドレイ・タルコフスキーの「ノスタルジア」は作品の濃さに驚く。1画面1画面に強い息吹が感じられる。
1月28日 イメージフォーラム「すべて、至るところにある」上映終了後 リム・カーワイ監督と田中泰延(作家)の対談、後半主演者アデラ・ソー参加
リム・カーワイ監督は今年の1月号で紹介した「ディス・マジック・モーメント」を監督したマレーシアの人。この時も同じ上映館イメージフォーラムでトークショーがあったので紹介していた。ひょっとしてこの監督トークショー好きかもとイメージフォーラムのサイトをチェックすると、封切り日の1/27から2/8まで毎日13:30の回にトークショーをしていて、1/29と2/3には18:30の回もという2回興業になっている。多くの回で対談相手がいるが、監督のみの回も4回程ある。
この日の対談相手の田中泰延(ひろのぶ)氏は大阪出身の54歳。私は知らない人だが、有名人なんだろうか?ゆかいな小太りの人物。
ゲスト参加のアデラ・スーさんも知らない人だ。リム・カーワイ監督とは広東語で話をしていて、多分香港の俳優だろう。
この映画はなかなかに難解だ。はっきり言ってついていけない。見た後映画の公式サイトを見てみると“どこにも属さず彷徨うシネマドリフター(映画流れ者)を自称するカーワイ監督のバルカン半島3部作の完結編”とある。「どこでもない、ここしかない(No Where, Now Here)」「いつか、どこかでSomewhen、Somewhere」」に続く「すべて、いたるところにある(Every Thing, Every Where)」ということになるらしい。
対談で驚いたのは、カーワイ監督の映画には脚本がないということ。彼の頭の中にはあって、俳優には撮影当日どういう物語展開で、会話内容等が告げられるという事らしい。これには大いに驚いた。俳優は大変だ。事前に記憶しておく必要はないとはいえ。
2月19日 K’sシネマ 「アリランラプソディ~海を超えたハルモニたち~」上映後 歌手・白崎映美と監督・金聖雄(きむそんうん)の対談
お二人はどこかの酒の席で知り合いになったという。上々颱風というグループ名は憶えているが、そのボーカルの一人えみちゃんこと白崎映美は知らなかった。明るい人で、対談途中で1曲(曲名不明)披露した。
対談自体は取り立ててお伝えできるものはないが、映画が描いた川崎のハルモニたちに対するヘイトデモをする人たちに向け、彼女たちの苦労を知らせたいという気持ちが伝わってくる。会話のところどころに、今の日本の状況が心配だ、戦争の足音が聞こえる的な言葉が挟まれた。映画の中でハルモニたちが戦争はダメだということに呼応している。戦争を経験してきた彼女たちの、明るく笑っていないと生きていけないという言葉も紹介された。大坂・鶴橋生まれの金監督は在日2世だという。
☆アンソニー・ウォン
「白日青春 生きてこそ」でタクシー運転手を演じたのは、「インファナル・アフェア」シリーズの警視役などで活躍したアンソニー・ウォン、200本近い出演作を誇る香港映画の大スターだ。
しかし、しばらくその姿を見ることはなかった。2014年の香港反政府デモ(雨傘運動)への支持表明をしたために、中国、香港映画界から干されてしまったのである。中国資本が入った作品には一切出演できなくなった。今の香港映画には、大作を中心に中国資本が入っているので、目立つ作品で彼を目にすることはできなくなった。香港の独立資本製作の映画には出演できる。今回の「百日青春 生きてこそ」もその1本だ。
(悪いことも、良いことも)
●戦争に勝者も敗者もない、どちらにも大きな影響が出ると感じたのは「メンゲレと私」を見た時。ダニエル・ハノッホの証言に出てくる死の行進は本当にひどかったようで、多くの国で飢餓が蔓延、人肉食まであったというのである。
●ちょっと暗めの、精神的にきつい映画が続いたかもと感じたのは、「夜明けのすべて」の1週間後に「ボーはおそれている」を見た時。質は少し違うが、そういう時代になったのかもと思い、今後もこうした作品が出てくる可能性はあるなと覚悟した。
●題名は有名で知っていた「アナタハン」には驚いた。女性が外国人を呼んでいる内容(?)かと思っていたら、太平洋戦争中アナタハン島に日本人の女1人、男31人がいて、そのうち13名が死んだというアナタハン事件が世界的に有名になり、その映画化というのだ。日本人ばかりで、日本語の映画がハリウッドで作られとチラシにはあったが、調べるとこれは間違い。確かに監督は「モロッコ」等を監督した有名なジョセフ・フォン・スタンバーグだが、作られたのは日本国内で、日米合作でもなく日本映画として作られたという。但し、アメリカではヒットしたが、日本では残念な成績だったという。1953年の作品。
2年くらい前に左ひざを痛めて以来、映画館で座る席は左側が通路に面している席だ。左膝を伸ばしたり、曲げたりするためだ。じっと曲げて坐っていると固まったようになってしまうため、かなりの頻度で足を動かしている。
今や多くの映画館で3日くらい前から、オンライン予約ができるようになっていて、ほぼ事前に予約している。そんな時、時にあれ?と思うことがある。
中央に通路がある映画館の席では、通路に面している席から埋まっていくのが普通だが、何故が通路席を空けてその隣の席を予約している人がいることだ。そんな時、私は空いている通路席を取ることがあるが、基本的には隣に人がいるのは互いに嫌だろうと、通路を挟んで反対ブロックの端の席を取ることも多い。
通路席を開けて次の席を取る人の考え方を想像すると、前に人が座ると見にくいからいやだと思うのだろう。今や階段状ではない平坦フロアの座席の映画館は少なく、多くは段差のある階段状の座席だ。この場合、前の人が座高の超高い人か、あるいは前に乗り出して見る人でない限り、前に人が座っていても視界が遮られることは少ない。
これからは安心して、通路側席を予約してください。もしどうしても前に人がいるのが嫌だという場合は、1席あけではなく2席以上あけでお願いします。その場合、私が通路側席を予約します。
2月18日、渋谷文化村のオーチャードホールでキネマ旬報ベスト・テンの表彰式があった。ベスト・テンの詳しい結果は
で、ご覧ください。表彰式そのものもyoutube で見ることができます。
今年の主演賞は、男優が役所広司、女優が趣里となっていたので期待して出かけたのだが、ふたりともこの日は欠席だった。残念!
役所は「Perfect Days」が日本映画として米アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたので、監督のヴィム・ヴェンダースと共に海外への宣伝旅行に出かけているとのこと。しかし、きっちり海外からのビデオレターを送ってきていて、きちんと挨拶をしていた。そこにはヴェンダースも飛び入り参加をしていた。
趣里の方は体調不良ということだった。現在朝ドラ「ブギウギ」が好調で、注目の人なのでこれは残念!残念!!
前号から1か月、その間にノミネート作品で新たに見られたのは「カラーパープル」のみ。大本命「オッペンハイマー」はまだ見られず、一昨日公開の「落下の解剖学」は都合で見られずということで、周りの状況等も勘案して少し変更しました。
◇作品賞は変更なしで、◎オッペンハイマー
◇監督賞も変更なしで、◎クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」
◇主演男優賞も変更なしで、◎キリアン・マーフィー「オッペンハイマー」
◇主演女優賞は次のように変更
ザンドラ・ヒュラー「落下の解剖学」⇒ ◎エマ・ストーン「哀れなるものたち」
◇助演男優賞は次のように変更
ロバート・デ・ニーロ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」⇒ ◎ロバート・ダウニー・Jr「オッペンハイマー」
◇助演女優賞は次のように変更
エミリー・ブラント「オッペンハイマー」⇒ ◎ダニエル・ブルックス「カラーパープル」
今月はここまで。
次号は、多分桜が咲いている3月25日にお送りします。