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■大江健三郎略年譜

  
鎖につながれたる魂をして
講談社文庫  
解説:鶴見俊輔
定価:533円(税別)
頁数:50頁(文庫)
ISBN4-06-183754-0
初出:1983年4月号 雑誌『文学界』
       
       
<冒頭>
    イーヨーが世田谷区でやっている障害者のための福祉作業所へ、職業訓練を受けに通うことに
なった。養護学校に在籍しながら、二週間、実際に仕事をしに行くのである。それに先だって自
宅で練習しておくために、割り箸を紙袋にいれる宿題があたえられた。
<出版社のコピー>
障害を持つ長男イーヨーとの「共生」を、イギリスの神秘主義詩人ブレイクの誌詩を媒介にして描いた連作短編集。作品の背後に死の定義を沈め、家族とのなにげない日常を瑞々しい筆致で表出しながら、過去と未来を展望して危機の時代の人間の<再生>を希求する、誠実で柔らかな魂の小説。
大佛次郎賞受賞作。
<おすすめ度>
  ☆☆☆☆
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