コギト工房 Cogito-Kobo
若い読者のための大江健三郎ワールド 作品紹介 

■大江健三郎トップページへ



■大江健三郎 まずはこれから


■大江健三郎作品一覧へ


■大江健三郎略年譜

                          ・ ・ ・
マルゴ公妃のかくしつきスカート
講談社文芸文庫  
解説:井口時男
定価:1200円(税別)
頁数:29頁(文庫版)
ISBN4-06-196382-1
  カバーデザイン:菊地信義 初出:1992年2月号 『文学界』掲載
   
 

 <冒頭>
 僕は歴史を専門的に学んだことはなく、歴史に題材をとって作品を作る小説家でもな
い。ところがフランス十六世紀のこまかな事柄について、時おり問い合わせを受ける。そ
れはフランソワ・ラブレーの研究に生涯をささげられたW先生の著作集を、やはりフラン
ス・ユマニスムが専門の学者である先輩と編集したことがあるせいだ。



 <出版社のコピー>
 障害を持つわが子と妻との日常、そして夥しい量の読書。
 少年の日の記憶、生の途上における人との出会い。
 「文章を書き、書きなおしつつ、かつて見たものを
 なぞる過程でしだいに独特なものをつくってゆく」という
 方法意識の作家「僕」が綴る、表題作九篇の短篇小説。
 切迫した震える如き感動、時にユーモアと諧謔をたたえて
 還暦近づき深まる、大江健三郎の精神の多面的風景。
 <お勧め度>
 ☆☆☆  

Copyright2004-2007(c) Cogito-Kobo  All rights reserved