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若い読者のための大江健三郎ワールド 作品紹介 

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■大江健三郎略年譜

  
                     
大江健三郎・再発見
集英社  
定価:1400円(税別)
頁数:250頁
ISBN4-08-774540-6
  装幀:岡 邦彦
カバー写真:川上尚美
    大江健三郎をもう一度復習しましょう!

 ・小説家自身による広告
 ・小説の神話宇宙に私を探す試み
 ・座談会 大江健三郎の文学
  作家前夜から最新作「取り替え子」まで  (大江健三郎/井上ひさし/小森陽一)
 ・シンポジウム
  ノスタルジーの多様性     (大江健三郎/アンドレ・シガノス/フィリップ・フォレスト)
 ・資料
  読むための大江健三郎年譜  ・・  篠原 茂
  作品案内              ・・  榎本正樹


 著者の写真が20点掲載。1歳頃から大学生時代、そしてノーベル賞受賞のときまで。

 「小説家自身による広告」では、大江さんは「この小さい本を、私は自分の晩年の伴侶とするつもりです」と語っている。

 出色はなんといっても井上ひさし氏と小森陽一氏との対談。これは2000年12月6日に行われ、雑誌『すばる』の2001年3月号に掲載されたもの。集英社からでている『座談会 昭和文学史6』でも読むことができる。井上氏と小森氏という本読みの達人とのバトルが楽しい。何よりもこの両氏の大江さんへのインタビュアーとしての態度がすばらしい。深い知識を持ちながら大江さんへの言葉に深く耳を傾け、より一層の理解を促してくれる。実に楽しい。
これだけでも読む価値は十分にある。
 

 <冒頭>
  小説家自身による広告
 二十歳のころ、私はいつも暗い緑の『サルトル、かれ自身による』という本をポケットにいれていました。五年ほどたって、連日デモの行われていたパリの街頭で、サルトルかれ自身に会った時も、私はむしろ紹介された同行の哲学者フランシス・ジャクソンに、かれの編集した当の本が自分にいかに大切だったかを夢中で話しました。


 <出版社のコピー>
      私たちは本当にOEを知っているか?
         色濃く戦後日本を生きながら、
         明らかに世界的な・・・・・・・大江健三郎
      これから書く人と深く生きるために
      小説を読む人への大江健三郎・読本
 <お勧め度>
   ☆☆☆☆

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