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■大江健三郎略年譜

    
戦いの今日
新潮社文庫    
解説:江藤 淳
定価:438円(税別)
頁:73頁(文庫)
ISBN4-10-112601-1
カバー画:山下菊二 初出:1958年(昭和33年) 雑誌中央公論9月号掲載
朝鮮戦争を題材に
 軽い気持ちで始めた反戦活動。それが思わぬ方向に。
知識階層に属する19歳の金髪兵士アシュレイ、主人公になる「かれ」とその弟。外国人相手の娼婦菊栄。逃亡を支援する日本の革新運動組織。アメリカの人種差別の問題。
 短い小説の中にさまざまな問題が複雑に盛り込まれている。
 作者の初期の頃の関心が描かれていてる。

<冒頭>
夏、かれと弟は汗にまみれ唇をひびわれさせて暑い舗道に立っていた。皮膚のうちがわを
くすぐったくして熱の玉がはしっていた。そしてそれにかかわらず悪寒が体のおくそこを揺
りぐおかしにきた。
<出版社のコピー>
<おすすめ度>
☆☆☆★

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