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大江健三郎賞
8年の軌跡
「文学の言葉」を
恢復させる
講談社
定価:1800円(税別)
頁数:332頁
ISBN978-4-06-221081-2
装幀:名久井直子

2018年5月31日発行
大江健三郎賞 受賞者への選評と対談集
 2007年から始まり8回で終わった大家健三郎賞。
 受賞作品への選評と受賞者との対談集。
 若い作家を見出したいという大江の情熱を感じることができる。
 受賞作家の今後についても注目をしてゆきたくなる。


<冒頭>

 いま情報テクノロジーの支配する社会で、もっとも痩せているのが、「文学の言葉」です。「ケータイ」とインターネットの表現が、この国の人間の表現をおおいつくる時代が遠からず来る、それが老作家のペシミズムです。しかも、そこに大逆転の時がありうるー世界的にはその徴候は見えているーという思いも棄てられません。


<出版社のコピー>
  受賞作への選評と、
  文学と人生への
  示唆に満ちた8つの対話

<おすすめ度>
  ☆☆☆☆
  
 

 


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