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若い読者のための大江健三郎ワールド 作品一覧 |
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● 大江健三郎自選短篇作品
★ 大江健三郎全小説に含まれていない作品
年 | 年齢 | 小説 | エッセイ・論文他 | 全集他 |
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1957年 | 22歳 | 5月 「奇妙な仕事」● 8月 「死者の奢り」● 「他人の足」● 9月 「石膏マスク」 10月 「偽証の時」 12月 「動物倉庫」(戯曲) |
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1935年(昭和10年)1月30日 愛媛県に生まれる |
1958年 | 23歳 | 1月 「飼育」● 2月 「人間の羊」● 「運搬」 3月 「鳩」 6月 「芽むしり仔撃ち」 「見るまえに跳べ」 7月 「暗い川 おもい櫂」 8月 「鳥」 9月 「不意の唖」● 「戦いの今日」 「喝采」 |
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1959年 | 24歳 | 1月 「夜よゆるやかに歩め」★ 6月 「部屋」 7月 「ここより他の場所」 「われらの時代」 8月 「共同生活」 「青春の汚名」★ 11月 「上機嫌」 |
1月「戦後世代のイメージ」 8月「現実の停滞と文学」(論文) 12月「われら性の世界」 |
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1960年 | 25歳 | 1月 「勇敢な兵士の弟」 2月 「報復する青年」 3月 「後退青年研究所」 4月 「孤独な青年の休暇」 9月 「遅れてきた青年」 11月 「下降生活者」 |
3月「暗い鏡」(ラジオオペラ) |
6月 新鋭文学叢書「大江健三郎集」 筑摩書房 |
1961年 | 26歳 | 1月 「セヴンティーン」● 「幸福な若いギリアク人」 2月 「政治少年死す-セヴンティーン 第二部」 |
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1962年 | 27歳 | 5月 「A・A作家会議の問題」(往復書簡 大江健三郎・開高健) 11月「ヨーロッパの声・僕自身の声」(紀行文集) |
10月 新日本文学全集11 「開高健・大江健三郎集」集英社 |
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1963年 | 28歳 | 2月 「スパルタ教育」 「日常生活の冒険」 5月 「性的人間」 「大人向き」 6月 「敬老週間」 |
6月 昭和文学全集「開高健・大江健三郎」角川書店 |
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1964年 | 29歳 | 1月 「空の怪物アグイー」● 「アトミック・エイジの守護神」 2月 「ブラジル風のポルトガル語」 8月 「犬の世界」 「個人的な体験」 |
10月「ヒロシマ・ノート」 |
8月 現代の文学「大江健三郎集」河出書房新社 |
1965年 | 30歳 | 3月「厳粛な綱渡り」 6月「沖縄の戦後世代」 8月「星形の庭園で」(武満徹との対談) |
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1966年 | 31歳 | 4月 『大江健三郎全作品』全6巻 新潮社 |
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1967年 | 32歳 | 1月 「万延元年のフットボール」 11月 「走れ、走りつづけよ」 |
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1968年 | 33歳 | 1月 「生け贄男は必要か」 2月 「狩猟で暮したわれらの先祖」 8月 「核時代の森の隠遁者」 10月 「父よあなたはどこへ行くのか」 |
10月「持続する志」 |
10月 日本文学全集Ⅱ25「大江健三郎集」河出書房新社 |
1969年 | 34歳 | 2月 「われらの狂気を生き延びる道を教えよ」 | 8月「沖縄ノート」 |
7月 新潮日本文学64「大江健三郎集」 |
1970年 | 35歳 | |
2月「壊れ物としての人間」 7月「核時代の想像力」 9月「文学によって何をもとめるか」(J・アップダイクとの対談) |
4月 現代日本の文学47「阿部公房・大江健三郎」学習研究社 |
1971年 | 36歳 | 10月 「みずから我が涙をぬぐいたまう日」 11月 「月の男(ムーン・マン)」 |
6月「沖縄日記Ⅰ」 7月「対話原爆後の人間」 |
9月 現代の文学28「大江健三郎」 講談社 |
1972年 | 37歳 | 1月「同時代としての戦後」 2月「鯨の死滅する日」 |
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1973年 | 38歳 |
9月
「洪水はわが魂に及び」上
「洪水はわが魂に及び」下 |
2月「状況へ」 | |
1974年 | 39歳 | 11月「文学ノート・付15篇」 | ||
1975年 | 40歳 | |||
1976年 | 41歳 | 8月 「ピンチランナー調書」 | 5月「言葉によって 状況・文学Ⅰ」 | |
1977年 | 42歳 | 9月 「大江健三郎全作品・全6巻」第Ⅱ期 新潮社 | ||
1978年 | 43歳 | 5月「文学と戦争体験ー地域性の力」ギュンター・グラスとの対談 「小説の方法」 10月「表現する者 状況・文学2」 |
8月 新潮現代文学55「大江健三郎」 新潮社 |
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1979年 | 44歳 | 11月 「同時代ゲーム」 | 5月「小説の祝祭空間ー二つの周縁から」 (バルガス・リョサとの対談) |
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1980年 | 45歳 | 1月 「頭のいい『雨の木』」● 2月 「身がわり山羊の反撃」 「『芽むしり仔撃ち』裁判」 |
4月「方法を読む=大江健三郎文芸時評」 |
11月 「大江健三郎同時代論集全10巻」 岩波書店 |
1981年 | 46歳 | 11月 「『雨の木』を聴く女たち」● |
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1982年 | 47歳 | 1月 「『雨の木』の首吊り男」 3月 「さかさまに立つ『雨の木』」● 5月 「泳ぐ男ー水のなかの『雨の木』」 7月 「無垢の歌、経験の歌」● 9月 「怒りの大気に冷たい嬰児が立ちあがって」● |
5月「核の大火と『人間』の声」 6月「広島からオイロシマへ」 |
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1983年 | 48歳 | 1月 「落ちる、落ちる、叫びながら・・・」● 「蚤の幽霊」 3月 「魂が星のように降って,跗骨のところへ」 4月 「鎖につながれたる魂をして」 6月 「新しい人よ眼ざめよ」● 11月 「河馬に噛まれる」● |
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1984年 | 49歳 | 1月 「揚げソーセージの食べ方」 「グルート島のレントゲン画法」 3月 「見せるだけの拷問」 5月 「メヒコの大抜け穴」 「もうひとり和泉式部が生まれた日」 8月 「その山羊を野に」 「『河馬の勇士』と愛らしいラベオ」● 9月 「『罪のゆるし』のあお草」 11月 「いかに木を殺すか」 12月 「『浅間山荘』のトリックスター」 |
3月「再び状況へ」 4月「日本現代のユマニスト渡辺一夫を読む」 |
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1985年 | 50歳 | 3月 「河馬の昇天」 6月 「四万年前のタチアオイ」 9月 「死に先だつ苦痛について」 「サンタクルスの『広島週間』」 10月 「生の連鎖に働く河馬」 12月 「M/Tと森のフシギ物語」 |
2月「生き方の定義ー再び状況へ」 4月「小説のたくらみ、知の楽しみ」 |
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1986年 | 51歳 | 12月 「革命女性(レヴォリューショナリ・ウーマン)」(戯曲) | ||
1987年 | 52歳 | 10月 「懐かしい年への手紙」 12月 「キルプの軍団」 |
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1988年 | 53歳 | 5月 「ベラックヮの十年」● 10月 「夢の師匠」 |
1月「新しい文学のために」 5月「最後の小説」 「ユートピア探し 物語探しー文学の未来に向けて」鼎談(筒井康隆・井上ひさし) |
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1989年 | 54歳 | 1月 「人生の親戚」 7月 「近未来SF 治療塔」 |
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1990年 | 55歳 | 4月 「静かな生活」● 5月 「この惑星の棄て子」 「案内人(ストーカー)」● 6月 「自動人形の悪夢」 7月 「小説の悲しみ」 8月 「家としての日記」 |
1月「治療塔」(オペラ台本) 11月「オペラをつくる」(武満徹との対談) |
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1991年 | 56歳 | 1月 「宇宙大の『雨の木』」 「治療塔」 7月 「火をめぐらす鳥」● 11月 「治療塔惑星」 「『涙を流す人』の楡」● |
12月「ヒロシマの『生命の木』」 | |
1992年 | 57歳 | 1月 「僕が本当に若かった頃」 2月 「マルゴ公妃のかくしつきスカート」● 4月 「茱萸の木の教え・序」 |
9月「講演集 人生の習慣(ハビット)」 | |
1993年 | 58歳 | 9月 「燃えあがる緑の木 第一部 『救い主』が殴られるまで」 |
12月「新年の挨拶」 | |
1994年 | 59歳 | 6月 「燃えあがる緑の木 第二部 揺れ動く<ヴァシレーション>」 |
11月「小説の経験」 |
10月 ノーベル文学賞受賞 |
1995年 | 60歳 | 3月 「燃えあがる緑の木 第三部 大いなる日に」 |
1月「あいまいな日本の私」 2月「恢復する家族」(画大江ゆかり) |
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1996年 | 61歳 | 1月「日本の『私』からの手紙」 4月「ゆるやかな絆」 「日本語と日本人の心」 |
5月 『大江健三郎小説・全10巻』新潮社 | |
1997年 | 62歳 | |
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1998年 | 63歳 | |
4月「私という小説家の作り方」 | |
1999年 | 64歳 | 6月 「宙返り」 | |
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2000年 | 65歳 | 12月 「取り替え子」 | ||
2001年 | 66歳 | |
6月『「自分の木」の下で』(画大江ゆかり) 7月「大江健三郎再発見」 11月「言い難き嘆きもて」 「鎖国してはならない」 |
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2002年 | 67歳 | 9月 「憂い顔の童子」 | 11月 「ヒロシマのオルフェ」(芥川也寸志作曲オペラのCD) |
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2003年 | 68歳 | 11月 「二百年の子供」 | 5月 「大江健三郎往復書簡 暴力に逆らって書く」 12月 「『新しい人』の方へ」 |
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2004年 | 69歳 | 1月「同じ年に生まれて」 4月「IN*POCKET大江健三郎の50年」 「読む表現」 10月「『話して考える』と『書いて考える』」 11月「『希求する』という言葉」 |
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2005年 | 70歳 | 10月 「さようなら、私の本よ!」 | ||
2006年 | 71歳 | 11月「『伝える言葉』プラス」 | 11月「ロリータ」ナボコフ作解説 12月「おかしな二人組み」スウード・カップル三部作 |
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2007年 | 72歳 | 11月 「美しいアナベル・リイ」 |
5月「大江健三郎 作家自信を語る」 7月「読む人間」 |
5月DVD「大江健三郎 作家自信を語る」 |
2008年 | 73歳 | |||
2009年 | 74歳 | 12月 「水死」 | ||
2010年 | 75歳 | |||
2011年 | 76歳 | |||
2012年 | 77歳 | 7月「定義集」 | ||
2013年 | 78歳 | 10月 「 |
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2014年 | 79歳 | 8月「大江健三郎自選短篇」 | ||
2015年 | 80歳 | 4月「文学の淵を渡る」 | ||
2016年 | 81歳 | |||
2017年 | 82歳 | |||
2018年 | 83歳 | 5月大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる 6月「大江健三郎 柄谷行人 全対話」 |
7月 大江健三郎全小説 刊行開始 | |
2020年 | 85歳 | 3月「井上ひさし」を読む | ||
2021年 | 86歳 | 2月 自筆原稿を東大に寄贈 8月 「立花隆 最後に語り伝えたいこと」 1991年12月対談 |
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2022年 | 87歳 | |||
2023年 | 88歳 |
ここでは大江健三郎の主要作品を年代順に紹介しています
作品は原則雑誌などでの発表時期を基準に一覧化をしております
エッセイは単行本として出版されたものを基準としております
<参考> 「大江健三郎文学辞典」(森田出版) 「大江健三郎・再発見」(集英社) その他多数の文献を利用させていただきました |
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