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若い読者のための大江健三郎ワールド 作品紹介 |
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「伝える言葉」プラス |
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朝日新聞社 | |||||
定価:1200円(税別) | |||||
頁数:203頁 | |||||
ISBN4-02-250242-8 | |||||
装丁:菊地信義 装画:舟越 桂 |
初出:2004年4月から2006年3月まで 朝日新聞朝刊掲載 | ||||
朝日新聞に掲載されたエッセイ | |||||
朝日新聞に月一度掲載さえたエッセイ。毎回舟越桂のドローイングが添えられていた。朝日新聞の朝刊ということで毎回大勢の人が目にしていたのではないだろうか。大勢の人を意識して大江の文体も随分とやわらかく、わかりやす。毎回やさしく語ってくれた、という気がする。 プラスとなっているのは新聞掲載エッセイ以外にも3つの講演が含まれているから。 |
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<冒頭> | |||||
不寛容 最初の言葉を、「寛容」とするつもりでした。十七歳の時、岩波新書で読んだ渡辺一夫著 『フランスフネサンス断章』が一生を決めたと、今になってつくづく思うからです。 そこで語られていたのは、旧教と新教のキリスト教徒がフランスを二分して続けた長い戦争 と、なんとか寛容の精神を実現しようとした人々のことでした。 |
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<出版社のコピー> | |||||
人生の困難な折々に、本当に 出会った27の奥深い言葉 著者自身の家族の歴史「苦しみと良いこと」が 繰り返される不思議とともに語る、 感銘と励ましに満ちたエッセイ集 |
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<おすすめ度> | |||||
☆☆☆☆ | |||||
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