2017年11月13日
AI(人工知能)
最近、人工知能、AI(artificial intelligence)という言葉をよく耳にすると思います。 現在の仕事の約半分が人材の代わりにAIがやってしまうと云う労働者にとっては脅威のニュースです。
特に定型的な仕事(ルール通りでできる業務)です。AIにデータが蓄積されればされる程どんどん精度が上がって人間による労働が必要なくなってきます。人間は長時間労働できませんがAIは365日労働することが出来ます。そして、疲労によるミスもありません。
数年前から自動運転車や将棋・チェスでの対戦等でお馴染みとなってきていますね。
そして、金融界ではメガバンク3社(三菱東京UFJ、三井住友銀行、みずほ銀行)はAIを使って大規模に次のような人員削減をすると発表しました。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの3メガバンクグループは今後、大規模な店舗の統廃合や人員・業務のスリム化に取り組み、コスト構造改革に本腰を入れる。その結果、三菱UFJFGで9500人、三井住友FGで4000人、みずほFGで1万9000人、3社合計で3万2500人もの人員を削減させるとのこと。社会不安を揺るがす大きなショックニュースです。
また、数年前のことですが人工知能が医師では発見できなかったガンの抗がん剤治療をピンポイントで当てたニュースがありました。60歳の女性が血液のがんの一種であると診断され抗がん剤を治療されましたが容体が悪くなるばかり、明日まで生きられるかどうか分からない状況でしたが、わずか10分足らずで別の抗がん剤を使用するようAIから提案です。その提案された新しい抗がん剤で治療がうまく行き退院しました。
入出国関連でも将来はAI搭載のロボットによる出入国管理の方が迅速・正確に業務を遂行し不法入国者を発見できるようになる日が来るのではと思います。
いずれにしてもこの傾向は止めることはできません。人間に残された業務はロボットやAIが苦手とする複雑な感情コミュニケーションだと云われています。
地球上は映画さながらのターミネーター時代になってしまうのでしょうか。