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2018年7月7日

         日系4世若者の新就労資格に思う

 今年7月から日系四世の若者を対象とした就労資格が導入されました。
今までの四世は三世とともに生活する未婚の未成年しか在留が認められていませんでした。しかも就労は出来ませんでした。

 この新制度の趣旨は法務省ホームページに次の通り記載されています。

 日系四世受入れサポーターの方からの支援を受けながら,日本文化を習得する活動等を通じて日本に対する理解や関心を深めてもらい,日本と現地日系社会との架け橋になっていただくことを目的とした制度です。
所定の要件を満たせば,通算して最長5年間,日本に滞在していただくことが可能です。
帰国後は,日本と現地日系社会(ブラジル、ペルー)との架け橋としてご活躍いただくことが期待されます・・・と。年齢制限(18歳以上30歳以下)や日本語能力等要件がありワーキングホリデーかな? 詳細はこちら,

       法務省 日系四世の更なる受入制度

なお、懸念されることは当制度が「外国人技能実習制度」のような安い労働対象になるのではないかと云うことです。

実際、リーマンショック後に在留資格を持つブラジル人・ペルー人が大勢契約を蹴られて帰国しました。都合の良い安価な労働力調整弁扱だと考えられても仕方ありません。2007年末は約36万4千人から2016年末には約22万2千人まで減少しました。

真面目に働く日系四世であれば最長5年ではなく「定住者ビザ」や「永住権」が取得し易い制度にして文化的架け橋だけではなく少子高齢化社会への経済的な架け橋にもなるような制度に発展していくことを願います。

日本は少子高齢化で労働不足に悩んでいます。そして、外国人労働者が日本の経済にとって不可欠な存在となっているのが現状です。