2019年3月5日
報告!腰部脊柱管狭窄症の苦痛から解放されました
皆さん、腰部脊柱管狭窄症をご存知ですか。
高齢者全員に発生するわけではありませんが老化現象で「神経の束」が通っている脊柱管が細くなり、歩くとその神経が圧迫され「間欠性跛行(かんけつはこう)」と云って継続して長く歩くことができなくなるのです。いったん休んでまた歩く、の繰り返しの歩行です。
主な原因は老化ですが、今思えば私は10年以上前から兆候があったのを感じています。現役の時は満員電車に揺られて出勤していました。定年退職してその満員電車から解放され家でのんびりできると思って楽をしていたのがいけませんでした。なんと、筋肉量の減少で歩くと下肢にシビレが出て間欠性跛行になってしまいました。筋肉の衰えが拍車を掛けたようです。満員電車が筋肉を維持してくれていたのでした。
巷には自力で克服・改善ができるとのふれ込みで整形外科専門医の脊柱管狭窄症に関する本がたくさん出ていました。この様な自己啓発的な本は少ない成功例や初期的な脊柱管狭窄症が書かれているのですが、手術を避けたかったこともあり、もしかしたら・・・と思って参考にいろいろやってみましたが効果はなかったのです。
どんどん足の裏のシビレがひどくなって一度に250mしか歩けなくなったので手術に踏み切ったのです。
手術は全身麻酔で全時間は4時間30分(手術時間は1:30)でした。心配していた麻酔が切れた後の痛みもなくほっとしました。2日半は点滴や尿管やドレイン(出血した血を外に出す)でベッドでは身動きができない状況でした。
2日半経った午後には点滴等は外されコルセットをして車いすでトイレに行くことができるようになりました。コルセットをしていると寝返りが上手くできないことや仰向けに寝ていると傷口があたるので睡眠が充分できませんでした。痛みもなくリハビリも順調で予定通り13日間で退院出来ました。
足の裏のシビレは少し残っていますが現役時代のように歩けるようになり担当医(船橋市立医療センター)には感謝 感謝です。
これからは楽を求めず御朱印収集復活や水中ウォーキングなど適度な運動を日常化して健康長寿を目指したいと思います。皆さん!参考にしてください。