2019年(令和元年)11月6日
私のアルバイト経験（東京入国管理局） (2)
私が採用された当時の東京入国管理局外国人在留総合インフォーメーションセンター（現東京出入国在留管理局）は低い入札額の人材会社に決定したこともあり労務管理が良くなく（アイエーカンパニー合資会社）、私が2011年9月に入社して8か月後に倒産しました（計画倒産のようです）。解雇通知書を渡され首になったのは人生初めての貴重な経験となりました。給料2か月分の未払がありましたが管財人が入って8割支払われることとなりタダ働きは免れました。幸いにも国の機関なので当時、東京入管が継続して期間業務員として短期雇用して、その後、財団法人入管協会（入管OB会社）に再雇用され66歳誕生日まで通算2年半アルバイト経験をしました。
さて、当インフォーメーションセンター業務の話をしたいと思います。センターは1階にあり営業時間は09：00～17：15でスタッフは午前4時間、午後4時間、フル時間の3シフトの勤務で業務は・・・
① 電話機が15台。日本語及び各外国語を使っての対応。
② 申請書類窓口（申請書類の手渡し）は3～4名で対応。
③ 相談窓口は3名で対応。整理番号札で案内。
④ 総務2名。
⑤ インターネット対応1名（返信に一週間以上かかる）。
以上計25名前後で運営（全スタッフは30名）。インフォーメーションセンター代表は財団法人入管協会から課長職でオフィスに常駐し管理しています。判断できないことや分からないことを相談します。本社管理部門は下北沢にありました。
又、案内項目は「各種滞在ビザの更新と資格変更のQ&A」で具体的項目は次の通りです。
「永住権申請」、「留学生の資格外活動」「日本人の配偶者関連（離婚、再婚、死別等）」、「定住者の延長・資格変更」、「観光客の滞在延長」、「転職」、「難民申請」、「米軍家族の問い合わせ」、「再入国許可（現在はresidentカード対応）」、「国際結婚（海外、国内の手続）」、「研修ビザ」、「留学生の国内就職」、「収監者への差入れ」等々で、たまに愚痴を聞かされることもありました。勿論、機微な問合せもありましたがすべてを記載できないのは残念です。
いずれにしても電話は9：00～17：15、ひっきりなしにかかってきますので根性のない奴は数か月で辞めていきます。しかし、安い時給にもめげず皆さん良く働いていました。
次回に続く・・・。