2016年10月8日
在空港自動化ゲート利用のお薦め
最近、金融機関の迅速簡素化に向けたサービス競争が目立ってきました。 大垣共立銀行は2017年春から手のひらをかざしだけで預金の引き出しを含むほとんどのサービスを全店で始めます。印鑑や通帳、キャッシュカードが不要になるとのこと。
旅に関してはどうでしょう。法務省は日本人及び在日外国人の出国手続迅速化のための自動化ゲート化を実施しています。 家族旅行やビジネス出張等、海外旅行での出国手続に自動化ゲートの利用を勧めています。
数年前より日本政府は中国、フィリピン、インドネシア、ベトナム、タイ等からの観光客の査証発給条件を緩和しました。又、日本文化への人気等で訪日外国人観光客が急増しています。ビジット・ジャパン・キャンペーンを開始した2003年は521万人、観光庁が発足した2008年は835万人、そして昨年（2015年度）は1,974万人の外国人観光客が急増しました。
そのため空港のチェックイン、手荷物検査、セキュリティーチェックそして出国手続に長い列ができています。
日本政府は20年五輪・パラリンピックに向け訪日観光客4,000万人を目標としています。益々、空港での諸手続きの混雑が予想されます。
そこで、利用したいのは自動化ゲートです。
自動化ゲートの登録は有効な旅券等（旅券、在留カード、難民旅行証明書又は再入国許可書）を所持している場合に利用できる操作の簡単なシステムです。
但し、子供や一部条件で登録できない場合もありますので詳しくは入国管理局ホームページをご覧ください。＊東京、名古屋、大阪各地方入国管理局でも事前登録が出来ます。
なお、空港での自動化ゲートは成田空港（第三ターミナルには設置がありません）、中部空港、関西空港、羽田空港に設置されています。当日登録、即有効です。