2022年(令和4年)2月1日
新型コロナとニューノーマル（新社会生活）
2019年末に中国・武漢で原因不明の肺炎が発生したが中国政府はそれを無視したため2020年1月に突如として新型コロナウィルスが発生し瞬く間に世界に広まってしまった。日本ではダイヤモンド・プリンセス号の新型コロナ騒ぎで横浜港は大混乱。3月にWHO（世界保健機構）よりCovid-19パンダミックが発出された。しかし、遅きに期したことで多くの人を亡くし、職を失い、病気や孤独と闘い現在も新型コロナウィルス変異株に悩まされている。予想外にもワクチンが早期に開発されたがワクチン接種に反対する人もいて新型コロナウィルスは変異しつつ社会制度を崩壊している。
その結果、各企業は通勤を可能な限り在宅勤務(リモートワーク)に切り替え、エレベーター内人数制限と立ち位置の指示マーク、マスクの着用、手指消毒、洗いの常態化を余儀なくされることとなった。我々の日常生活は巣篭り消費（オンラインでの買い物）の増加でテイクアウトやデリバリー生活へと変化し外出の自由な活動が奪われている。
まさにニューノーマル社会が広がり始めた。
Yahooが国内の従業員約8千人に対する居住地制限を原則廃止し、2022年4月1日から国内ならどこからでも可能にすると発表したこと。通勤交通費も月15万円の上限で飛行機や高速バスでの出社を認めるようにした。IT業界のメルカリも居住地制限を撤廃している。
新型コロナウィルスは変異を繰り返し日本は2022年1月に第5波から感染力が強い第6波オミクロン変異株へと変化し、2度目の医療崩壊が始まった。社会生活に不可欠な公共交通機関や生産・流通部門等に感染者が蔓延して人材不足も発生させ、生産や輸送が滞り商品の不足等が商品の値上げとなっている。デンマークではオミクロン株ＢＡ２型でさらに強力な感染力で感染者が増加している。
日本政府のはっきりしない検討中対応で将来が不安だ！医療先進国日本の医療体制は長引く新型コロナに対応するための再構築が必要かもしれない。また、20年来続いているデフレからも脱出できずJapan as number oneと云われた強い日本は過去のものとなっている。
終わる様子のない新型コロナ変異株はいつまで続くのだろうか？これからニューノーマルな社会はどう変わっていくのだろうか？