2023年(令和5年)4月1日
現役時代の海外体験談 1
海外パッケージツアー（LOOKJTB）を担当していた現役時代の出張体験をトリビアとして綴ってみました。
＜ 空港で ＞
1.搭乗口の変更にご注意ください・・・
搭乗口の変更アナウンスがされたのですが気付かず、コーヒーショップでのんびりコーヒーを飲んでいた。搭乗口に行ってから気づき走って変更ゲイトへ、ギリギリ搭乗出来た。＊米国の空港は広いので搭乗アナウンスにはご注意を・・・。
2.オーバーブッキングに出くわす。
出張時ロサンゼルス国際空港カウンターで帰国便成田行のノースウェスト航空便がオーバーブッキング。最後まで粘ってNo-show客（予約した客が当日来ないこと）が出たので搭乗出来た。また、国内ノースウェスト航空便でシアトルからロサンゼルス行きがオーバーブッキングを理由に次の便に乗せられた（数回経験あり）。＊海外出張は可能な限りオフシーズンに実施しているのになぜオーバーブッキングが発生するのか。その原因は・・・
①航空会社がNo-show客を見込んで多めに予約を受け付けている。また、乗客が少ない時は機種を変更したり、ほかの便に振り替える。このルールは国際定期便のほぼ80％（290社）以上の航空会社が加盟している影響力のあるIATA（国際航空運送協会）の規約となっている。
②座席はいろいろな料金建てで構成されているため高い料金から優先調整される。出張は優待料金で優先順位が低いため。乗り継ぎがあるときは搭乗するまでいつも気をもんでいました。
3.お客様の体験談です。（ユナイテッド航空の場合）
ローカルガイドが去った後で最終搭乗前にアナウンスがありオーバーブッキングのため、次の便で協力ができる旅客を募った。ところが、我がお客様は周りを見て何人かの人が手を挙げていたので英語が分からなかったが手を挙げた。＄200を渡され次の便に乗せられお詫びのクーポン（＄200）をもらった。このクーポンは当該航空会社の席のグレードアップや航空券の支払いにしか使えない。帰国後、販売店で＄200を為替換算して返金。＊ローカルガイドはお客様が搭乗するまで滞在して見送るはずでしたが、当日は次の斡旋が重なりその場所を去っていた。
次回に続く・・・