2024年(令和6年)9月1日
御朱印ブーム(その2)
当時、御朱印は写経して奉納した証に住職に限られて授与されていました。また、戦国時代には武将が大事な指令を伝える際に自分の印として朱印(今の実印)を使っていました。そして、江戸時代後期頃から善光寺や伊勢神宮に参拝する人々が増えて一般庶民もいただけるようになったのです。さらに、四十八ケ所霊場や西国三十三所観音霊場などに庶民が巡礼するようになって現在の御朱印巡りのルーツの始まりです。
私の御朱印収集は2016年1月の明治神宮の初詣をきっかけに退職後の趣味になりました。それから4年後には東京、鎌倉地区の御朱印帳もいっぱいになったので、NHK大河ドラマの影響もあり今でも平安時代の面影を残し神社仏閣の多い京都の魅力に惹かれ3年前から京都に特化して御朱印収集を思い立ったのです。
今回から京都に限定した御朱印収集の私の体験を基に知っていると役立つ観光要素を含めたもろもろの情報を書きたいと思います。
まず、京都には大小さまざまですが神社が約400社、お寺が約1,700の仏教寺院あり全神社仏閣の参拝と御朱印収集は無理なので京都には17か所の世界文化遺産があるので私は世界文化遺産を中心にプラスして近隣の歴史のある神社仏閣も合わせて各地区に分けスタートすることにしました。京都は今も当時の雰囲気を我々に伝えていて平安時代の雅な雰囲気を体験させてくれます。
次回は御朱印をいただくときのマナーです。御朱印は神様・仏様の分身です。失礼のないようにするため御朱印をいただくときのマナーから書きたいと思います。