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2024年(令和6年)11月1日

 

 

 御朱印ブーム(その4)

 

 今回は御朱印の見方ですが紙面の関係で文字だけの説明になります。ご容赦ください。

 御朱印の魅力は朱色と黒のコントラストが壮観です。御朱印はほとんどが社務所で授与されます。直接御朱印帳に書いていただきますが新型コロナ禍以降は書置き(シール)で御朱印帳に貼るケースが多くなりました。やはり、直接書いていただく方がありがたみを感じます。初穂料は¥300〜¥500が主です。鎌倉、京都の社寺は入場料を取るところが増えています。御朱印授与時間は9:00〜16:00が主です。なお、人気のある神社仏閣では混雑を避けるため早朝参拝ができるように早い時間から開けていますが御朱印の頂ける時間帯は別の場合があるので事前確認が必要です。当時の素晴らしい建築や庭園散策が楽しめるのも社寺の楽しみの一つですのでワビ・サビを楽しんでください。

 御朱印帳の中面は蛇腹折になっていて黒字や朱印が裏移りしない和紙が使われていて両面が使用できます。
 御朱印記載では神社が分かり易く、お寺の方が分かりずらいです。理由はお寺の場合はご本尊を現した「梵字、寺号、山号、霊場の札所番号、寺紋、ご本尊を収めたお堂に名前」などと構成要素が多いからです。

 

御朱印の見方の基本

(神社編)

  1. 右上に参拝と書かれます
  2. 中央には社名やご祭神が記される
  3. 左端又は右端の余白に参拝した年月日

*その他:神社の社紋、神紋が押されます


(お寺編)

  1. 右上に参拝又は奉納と記載されています
  2. 中央にはご本尊の梵字を記した印(御宝印)が押されます*古代インド仏教で使われた文字です
  3. 左側には寺の名前(寺号)*霊場の札所の場合は札所番号や山号の印が押されます
  4. 余白に参拝した年月日です

 次回は神社とお寺の違いを比較表で見てみます。