2017年4月3日
外国人留学生
最近、日本の居酒屋やコンビニ等では外国人留学生の店員を見受けます。
デフレ経済から脱出出来ていない日本は、今や低賃金で働いてくれる外国人留学生を多く採用しています。
政府は留学生30万人計画を打ち立て2015年度で日本に滞在する留学生は20万8379人と云われています。10年前に比べると倍近い伸びで推移して在日外国人の比率では約1割を占めています。国別構成では中国籍(41%)がダントツです。二位はベトナム(22%)となります。90%以上はアジアからの留学生です。
実はその背後には現地留学斡旋業者の説明に日本に行けばアルバイトし放題で月に20万円以上稼げるので借金して留学できますとの営業展開がされているようです。出稼ぎ的な留学です。勉学ではなくアルバイトが主になってしまうのではないかと危惧されます。
留学生は卒業後、祖国に戻って日本の良さを自国で宣伝してくれます。また、両国間の平和の架け橋となることで日本にとっても将来重要な人材として期待されているのです。
留学計画が有効的なものになるように政府にはしっかりとこのような業者を管理してほしいものです。
なお、留学生のアルバイト労働時間は勉学に影響しないよう入管法で時間制限があります。また、アルバイトをするには資格外活動許可を事前に各地方入国管理局で許可取得が必要ですので注意ください。
詳しくは http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/zairyuu/shikakugai.html