一般的には
　

　　�@総合旅行業務取扱管理者資格（2005年3月まで　一般旅行業務取扱主任者資格）

　　�A国内旅行業務取扱管理者資格（2005年3月まで　国内旅行業務取扱主任者資格）
　

があった方がいい資格としてよく取りあげられます。でも、わたし個人もそうですが、良識ある旅行会社は重要視していません。
　

新卒について言えば、企業は若々しいいい人材が欲しいのであって、始めから資格を持っている人が欲しいということはありません。必要な資格は後からとればいいのです。旅行業にはなければ働けないという資格はありません。資格保有者は中途採用者で補えばいいのであって、新卒者でなんとかしようという会社は将来性があるとはいえません。

�@とか�Aのこれらの資格は、実際の旅行会社が営業をしてゆくために必要な資格でしかありません。営業所に持っている人が必要数あれば、なんら問題はありません。

これらの資格については別の機会に詳しく説明をします。ともかく、中途採用を希望するのではなければ、新卒採用の人にとっては、ほとんど意味はありません。でも、会社によってはこの資格を旅行会社への就職を希望しているひとの意識の問題として重要視するところもあります。まあ、やる気がありそうだ、ということですね。

また、小さな会社ではこの資格を後から取るときに研修などで費用がかかるため、あらかじめ持っていてくれれば研修を受けさせなくてもすむからいい、と判断をするところもあります。大企業ではそのようなことはあまりありませんが。
　

�@�Aは就職には基本的に不要です。旅行会社に勤めていて、関連する仕事をしたひとであれば、難しいとは思わないでしょう。でも、一般受験をすると合格率はとても低い厳しい試験です。無理して在学中に勉強をしてとるほどのことはないと思います。そんな時間があれば、旅行会社以外でも役立てそうな資格にチャレンジした方がいいでしょう。
　　　
（＊）旅行業務取扱管理者資格補足
　

でも、旅行会社に勤めだしたら、絶対に取っておかなければならない資格になります。そのことは忘れないでください。いずれは絶対に必要な資格になります。

　
資格として重要なのはむしろ英語ですね。英語では最低英検２級は欲しいです。最近はTOEICを評価対象にしているところも多いです。TOEFLも参考にしているところもありますが、どちらかがあればいいですが、評価がわからない採用担当も少なくありませんから、TOEICにしておくのが無難でしょう。

何点あればいいのか、というと高ければ高いほうが有利ではありますが、旅行会社では常識的な能力で十分です。実際の仕事についてから必要に応じて始めても間に合います。
　　

（財）日本英語検定協会　実用英語技能検定　　最低２級は必要ですよ　　　　　　　　　　　

（財）国際ビジネスコミュニケーション協会　　TOEICテスト　５００点をめざしてください

　JTB能力開発　　　旅行業英語検定試験

　全国語学ビジネス観光協会　　観光英語検定試験
　
　
　

　
観光地理はどうでしょうか？

地理検定というのがあります。民間でやっている資格ですが、これなんかはある程度の評価をしてくれますので、在学中に取っておくのがいいでしょう。でも、あくまでも観光地理ですから、趣味の範囲と考えられることもあります。楽しみながらやれる人にはお奨めします。

試験は海外と国内に分かれていて4級から1級まであります。1級以外はインターネット試験というのもありますから、手軽に受験をすることができます。旅行好きなひとにとっては基礎知識が身につきます。

詳しくは、

　旅行地理検定協会　　
　
　
　

　
最近では、パソコンの資格のほうが優遇されることが多いです。表計算、日本語ワープロ、プレゼンテーションと言ったビジネスですぐに必要となる機能は在学中にしっかりと勉強をしておきましょう。ソフトとしてはやはり一般的なマイクロソフトのオフィスをやっておくのがいいです。これは、自己評価で”高いレベル”と言い切ってしまうことが重要ですその場では試験をすることはないですから、しっかりと能力を強調しておきましょう。具体的な資格としてはマイクロソフトのなどの資格をとることはいいことです。

Microsoft Office Specialist試験　一般・総合

MOT Essentials試験

ホームページビルダー　

また、最近はどのオフィスでもLANを組んだりしています。システムアドミニストレータぐらいの資格はあると評価をされます。

詳しくは、

情報処理推進機構　
　
　
　

　
また、簿記など一般的にはあまり持っているひとの少なく、かつどの企業でも、必要となるような資格はあると有利になります。

日商簿記検定